すぎのや本陣 1号店 雅庵 岩井店

うどんとそば、どちらも本格派の和食レストラン

北関東エリアにて展開されている、うどん・そばを中心とした和食レストランチェーン「すぎのや本陣」
その1号店は、茨城県坂東市にある「すぎのや本陣 雅庵 岩井店」だ。

すぎのや本陣は、1971年、茨城県岩井市(現・坂東市)に出前中心のそば店「すぎのや本陣 岩井店」を創業したことが始まりとなる。
1990年にはセントラルキッチンの操業を開始させ、2000年台からはレストランチェーンとしての北関東への出店が加速する。

2019年12月現在では、株式会社すぎのやにより、すぎのや本陣及び豪華版のすぎのや本陣 雅庵を合わせて38店舗で運営されている。

ゆったりとしたフロアでおいしいそばを楽しむ

入り口の脇にはそば打ち用の個室があり、ガラス越しにそば打ちの様子を見ることができるようになっている。

フロアはテーブル席を中心とした作りで、木の温かみが感じられるような内装となっている。

テーブルは大きめで、ゆったりとしている。

手打ち蕎麦 とだけかかれた旗が飾られている。
そう書かれると… うどんより蕎麦を食べたくなってくるではないか。

「そばの味わい方の手順」とまで書かれると、かなりそば気分が高まってくる。

うどん or そば。どちらを食べるか悩ましいメニュー

すぎのや本陣 雅庵 岩井店のグランドメニュー。

すぎのや本陣 雅庵は茨城が誇る常陸秋そばを配合し、店頭で毎日手打ちでご提供しています。
また、常陸秋そばの自社栽培にも取り組んでいます。

茨城県、常陸の秋そばを配合しているのだという。
その蕎麦はすぎのや本陣にて自社栽培をしているという徹底ぶりだ。

ページを開くと1ページ目にはそば、2ページ目にはうどんが大きく掲載されている。

常陸産の秋そばを使ったつけ汁のそばか、それか地元の名物であるみそ煮込みうどんか…
そう、茨城にはみそ煮込みうどんのカルチャーがあるのだ。
それは、同じくみそ煮込みうどんをウリとする和食レストランばんどう太郎も茨城県であるように。
(ばんどう太郎はすぎのや本陣からの暖簾分けで独立)

茨城県のみそ煮込みうどんは、名古屋風の赤味噌ではなく、合わせ味噌で作られているのが特徴である。

今回は「天付鴨汁そば」をオーダー!!
常陸産の秋そばを目一杯楽しみたい。

寿司御膳うなぎのラインナップも充実している。

丼物からとんかつ、さらにはステーキまである。

そう、ここは茨城県。
茨城県といえば常陸牛だ。

常陸牛を使った肉料理の数々までラインナップしているのだから、その幅の広さは凄い。

湯飲みと割り箸は、すぎのや本陣のシグネチャーモデルだ。

香りが立っているようなフレッシュなそば

そして運ばれてきた「天付鴨汁そば」!!
そばのボリューム感がすごい!

これが常陸の秋そばを配合したという手打ちそば
新鮮なそばの香りが存分に堪能できる。

まずは何も漬けずにこのまま食べてみると、そばの自然な甘さを感じることができる。
それは、新鮮な良いそばである証拠だ。

こちらが鴨汁
濃厚な出汁に、鴨肉、長ネギがたっぷりと入っている。

ここにドロップ!

すると先ほどのプレーンなそばとは打って変わって、鴨汁の出汁とそばの風味のハーモニーが、たまらない感じで飛び込んでくる。
これはうまい…!

そして天ぷら。
なす、ピーマン、かぼちゃなどの野菜を中心とした天ぷらだ。
これらを天つゆで食べる。

天ぷらも揚げたてのカリカリで、とても気持ちよい食感だった。

茨城に発祥したうどん・そばを中心とした和食レストランチェーン「すぎのや本陣」
今回はそばを食べたが、次回は是非みそ煮込みうどんを食べてみたいし、そして常陸牛のステーキやハンバーグにもチャレンジしてみたい。
人気の老舗の包容力や底力を強く感じる、そんなレストランであった。

すぎのや本陣 1号店 雅庵 岩井店の地図

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