松屋 1号店 江古田店

松屋 1号店 江古田店

吉野家同様、庶民や学生に優しい定食の店の定番といえば、「松屋」

1号店は1969年に、東京は江古田の地にてスタートし、まだ健在する。そして何かと吉野家と比較される松屋であるが、ロッテリアvsマクドナルドのように、松屋の歴史とて差別化の歴史である。

まず、メニュー数が多い。そしてどのメニューにも必ず味噌汁が付くこと。カレーにも問答無用で味噌汁が付く。「牛丼」という呼び名で呼ばず、「牛めし」であること。他、食券制であること。牛丼チェーンと括られそうであるが、そのポテンシャルは高い。

松屋の第1号店は、音楽大学がひしめく学生の街、江古田に位置する「江古田店」だ。周囲は八百屋や小さな中華料理屋などの下町の良き風情が残り、全体的に学生に優しい物価の街である。

今でこそ全国レベルで有名な店だが、第1号店は40年前ここで産声を上げたのだ。さらに、その2年前に別の所で「中華料理 松屋」という店舗があったのだという。その名残で、メニュー数が多いという説がある。

1号店なのだが、ここが1号店だというアイデンティティは特にない。人に言われないと分からないだろう。しかし、40年間も松屋を見守り続けた地元・江古田の人の感情は暖かいものに違いない。

厨房である。閑散としている時間に行ったため、厨房もフロアものんびりとしたものだった。

「牛めし」の並。味噌汁が付いて¥350である。味付けは割と濃い目だと感じる。個人的には、フレンチドレッシングをちょっとだけ牛めしにかけるのが好きなトッピングだ(「らんぷ亭」のフレンチドレッシングはさらにイケる)。他メニューも意欲的な実験を続けており、時たま「カレギュウ」のような大ヒットにつながる所も松屋の特徴である。今後もお財布に優しく、おいしいメニューをどんどん開発して欲しい!


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