「宮」の意味とは
全国で展開するステーキレストランである、「ステーキ宮」。
店名の「宮」とは、発祥の地である栃木県宇都宮市から取られた文字である。
1号店は、「宇都宮店」だ。
「宮」の文字のインパクトは、一度見たら忘れないほど。
東武宇都宮駅から日光街道を北に進んだところにあるステーキ宮 宇都宮店が、ステーキ宮の1号店だ。
Steak & Hamburgと書かれた装飾が、これからのステーキ気分を高めてくれる。
宇都宮生まれの老舗ステーキハウス
ステーキ宮は、1975年に創業したステーキハウスである。
当初の1号店は栃木県庁の前にあった県庁前店だったが、後年移転され、こちらの宇都宮店が1号店扱いとなっている。
「宮のたれ」と呼ばれる独自の和風ソースが人気の秘訣となり、80年代から90年代にかけて着々と店舗数を増やしたが、2000年代初頭にあったBSE騒動を期に苦境に陥り、2006年にはコロワイドの傘下となって経営の立て直しを図る。
2019年12月現在では、愛知県に本社を置く株式会社アトムによって全国に144店舗で運営されている。
店内はボックス席が中心で、大人数でもゆったりとくつろげそうな作りになっている。
ハンバーグとステーキ、どれも食べたくて…
昼時だったので、ランチメニューが用意されていた。
ページをめくると、まずはハンバーグから。
様々なバリエーションのハンバーグランチが用意されている。
ランチメニューはライスかパン、そしてスープバーが付いてくる。
サラダバーは別料金だ。
今回は「ハンバーグ&ひとくちてっぱんステーキランチ」をオーダー!
ハンバーグとステーキ、その両方を楽しめる欲張りなランチだ。
メニューは他にもチキン系のものや、
創業の味と銘打たれたステーキランチ、
ステーキのさまざまなバリエーション、
ハンバーグとステーキのコンビメニューもたくさんラインナップしている。
ちなみにランチタイム以外のグランドメニューの注文方法はこのように行う。
スープバーとサラダバー、それぞれが独立している。
とにかくバーが大充実!その自由度の高さ
ステーキ宮では、サラダバー、ドリンクバー、スープバー、ソースバーとバーが充実している。
こちらはドリンクバー。
こちらはスープバー。
豊富なラインナップが嬉しい、サラダバー。
そして好きなソースをチョイスできる、ソースバー。
ソースバーのソースは、デミグラスソース、グレービーソース、ガーリックトマトソース、和風オニオンソース、そして宮のたれの5種類がラインナップしている。
テーブルの上には岩塩とコショウがスタンバイしている。
ハンバーグとステーキを、あのタレで!
しばらくして、ジューシーな音と共に運ばれてきたのは「ハンバーグ&ひとくちてっぱんステーキランチ」!
その名の通り、ハンバーグと共に一口サイズのステーキがプレートの上でセットになっているものだ。
こちらがステーキ宮のハンバーグ。
ステーキ宮のハンバーグは、毎朝手ごねをして作っているという自家製ハンバーグだ。
肉汁は少なめでややドライだが、粗挽きで肉肉しい味わいが、さすがステーキ専門店のオリジナルハンバーグだと思わせてくれる。
こちらはひとくちてっぱんステーキ。
ステーキが食べやすいサイズにカットされているものだ。
ここに、秘伝の「宮のたれ」を…
ドバ~っとかけると、醤油ベースで和風のたれと肉の味とが完全にマッチ。
これぞステーキ宮の味!と言えるものになるのだ。
ハンバーグもステーキも肉の旨味を感じさせてくれる良質なものだが、ソースバーから選んだ好きなソースやテーブル上にある岩塩やコショウなど、好みに応じた様々な味付けが可能なところがステーキ宮の特徴だ。もちろんサラダバーもスープバーも種類が豊富で楽しい。
自分好みの味が作れるステーキレストラン、それがステーキ宮の魅力なのだろう。