宇都宮みんみん 玄舗 宮島町本店

宇都宮みんみん 玄舗 宮島町本店

餃子の街・宇都宮の老舗餃子店

餃子の街と言われて久しい、栃木県宇都宮市。市内にはおよそ200店もの餃子店があるという。
そんな中で宇都宮を代表する店舗の一つがこちら「宇都宮みんみん」。その「本店」を訪ねた。

JR宇都宮駅から徒歩15分の所にある「餃子舗 宇都宮みんみん 玄舗 宮島町本店」こそが、宇都宮みんみんの本店である。

餃子の街 宇都宮でも特に有名な店舗であり、週末ともなると長い行列が道路を挟んだ駐車場の中まで伸びるほどだ。

長い歴史のある宇都宮みんみん

宇都宮みんみんの歴史は長い。創業は1958年。この本店の地である宇都宮市の宮島町で創業した。

創業者である鹿妻三子(かづま みね)氏は、戦前、鉄道省の職員だった夫の芳行氏と共に北京に赴任。そこで餃子の味を覚えたのだという。

戦後帰国し、「ハウザー」という栄養食品店を開店させるが、経営はあまりうまく行かなかったようだ。その後、夫の反対を押し切り、新業態である餃子の専門店を宮島町のこの地に創業。それが1958年で、その店名は「珉珉」。今の「宇都宮みんみん」そのものである。

宇都宮みんみんは、2018年11月現在、栃木県宇都宮市を中心に30店舗で運営されている。

ここで、「あれ?大阪にも『みんみん』あるよな? 違う店?」と思った貴方は鋭い。
その関係について、大阪・千日前の珉珉のページにて解説を行ったので、興味があれば読んでみて欲しい。

宇都宮みんみんのある宮島通りは、別名「餃子通り」とも名付けられている。それほど、餃子店がひしめいている餃子ストリートなのだ。

レトロ感満載の店内

宇都宮みんみん 本店の店内の様子。懐かしい感じの雰囲気とこじんまりとした広さの中で、肩を寄せ合うように餃子を食べるのだ。

厨房とカウンター。厨房はこの奥にも広がっている。

「餃子のたべ方」が書かれている。

餃子のたべ方といっても、特別にきまった作法はありません。お好みに応じて味付けをすればよいわけです。
餃子の朴歯は中国の天津・北京ですが、そこの人達は、酢六・七分、醤油三・四分の割合で「たれ」をつくり、唐辛子油は余り用いません。
いわゆる「北京の通人」たちは、酢だけの「たれ」でたべるのが最高だなどといっております。

そうだったのか。本場の中国では、ラー油はあまり用いないのだという。

こちらには「水餃子のたべ方」が指南されている。

焼餃子・揚餃子と同じように食べるのが普通だが、水餃子の器の中に直接、酢と醤油・ラー油を入れて食べるのもアリとのこと。

確かに、たれを入れた小皿に水餃子を浸すと水でどんどんタレが薄くなっていくので、その方が合理的かも知れない。

癖のない、真面目な老舗の味

餃子専門店ということで、メニューは餃子しか無い。

といっても餃子は焼餃子・水餃子・揚餃子の3種類が用意され、バリエーションを楽しむことが出来るし、何といってもライスも出る。そしてビールもある

ライスも出るというのは、餃子専門店の中には本当に餃子しか出さない店舗もあるからだ。

ここでは「焼餃子2人前・水餃子1人前・ライス」をオーダーしてみた。

テーブルの上には醤油、酢、ラー油が置かれている。いかにも餃子専門店の取りそろえだ。

ラー油は宇都宮みんみんこだわりの自家製である。底の方に溜まったドロドロの唐辛子の成分が、これから始まる餃子タイムを盛り上げてくれる。

そして運ばれてきた「焼餃子2人前・水餃子1人前・ライス」!!

これぞ、宇都宮みんみん伝統の焼餃子

薄く羽が付いているのが美しい!

そしてこちらは水餃子!

かなり熱い湯に浸されている。

焼餃子と同様に小皿に入れたタレに漬けて食べるもよし、ここに直接タレを入れても良し、という。

焼餃子・水餃子ともにすんなりと喉を通るような、誰からも嫌われないシンプルな味わいである。これぞ、ベーシック。

人によっては宇都宮餃子に対する期待値が高まり、もっと肉肉しいとか、もっとスパイスがバチバチするような味を想像するかも知れないが、そのような人は肩すかしを食らうだろう。とにかくシンプルで軽く、飽きの来ない味なのだ。
それが宇都宮みんみん最大の特徴であろう。今風の派手さはほとんど無い。

そんな味だから、どれだけでも食べてしまいそうになる。シンプルな味こそ、王道なのだ。そして宇都宮餃子の王道、宇都宮みんみん。

是非宇都宮で、このシンプルな餃子を味わってみて欲しい。

宇都宮みんみん 本店の地図

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