ラグノオ 弘前百石町本店

青森のリンゴをお菓子で食べたくなった時は

リンゴの名産地として名高い青森で、リンゴを使った洋菓子を中心に揃える老舗、「ラグノオ」
そのルーツとなる「和菓子さゝき」からの流れを継ぐのが、青森県弘前市にある弘前百石町本店だ。

ラグノオ 弘前百石町本店が入るビル。

株式会社ラグノオささきの本社でもある。

ラグノオ 弘前百石町本店は、1階に入居している。

ラグノオの自動販売機が設置されていた!

中は…?

「りんごスティック」や「いのち」など、ラグノオの人気商品が購入できる。
また、何が出るかはお楽しみというガチャまである。

それでは入店してみよう。

明治17年創業、青森を代表する銘菓店

ラグノオの創業は古い。
そのルーツは明治17年(1884年)、弘前市百石町で創業された「和菓子さゝき」だ。
1954年には株式会社ささきが設立され、本格的に規模を拡大していく。

1958年には洋菓子店「ラグノオ」が開業。1969年には 「株式会社ラグノオささき」と商号変更去れ、現在に至っている。
ラグノオという名前の由来は、エドモン・ロスタン作の戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」に登場する菓子職人の名前「ラグノー」から採用されたのだという。

2023年5月現在では、青森県を中心に東北地方に76箇所の販売所を設けており、その中でもラグノオ 弘前百石町本店はラグノオの全商品が並べられ、イートインも可能なカフェとなっている。

ちなみにラグノオ 弘前百石町本店は、2020年6月までは「ベーカリー&カフェSAKI」という名前で営業されており、その名の通りベーカリー設備があって、作りたてのパンを楽しむことができたが、ラグノオ 弘前百石町本店として改装されてからはベーカリーは行われていない。

ラグノオ 弘前百石町本店のフロア。
ラグノオの全商品が並べられている。

おしゃれなパッケージの商品たちが綺麗に陳列されているだけで期待が高まる。

ラグノオを代表するスポンジケーキの「いのち」シリーズ。

これは1986年放送、青森が舞台となったNHK大河ドラマ「いのち」の放送を記念して名付けられたものだ。
ドラマの「いのち」は、大河ドラマには珍しく、戦後から現代までの架空の話という設定のものだった。

いのちの中でもりんご味はラグノオを代表する商品だ。

なお、ラグノオは自社運営のリンゴ畑を所有・運営している。

そしてラグノオのもう一つの代表商品といえばこれ「パティシエのりんごスティック」
りんごのシロップ漬けが包まれたパイだ。

他にも、ダクワーズやフィナンシェ、マドリーヌなども。

「やっこいサブレ」と名付けられたサブレも。

こちらは和菓子コーナー。

ポロショコラアイス、チーズケーキもある。

ケーキまであるのが本店ならではのところだろう。

変わったところでは「青森りんごカレー」というレトルトカレーも販売されている。

カフェスペースで味わうラグノオのスイーツ

ラグノオのグランドメニュー。
本格的なモーニングセットもある。

こちらがドリンク、ソフトクリームなどのメニュー。

食べたい商品を先に購入し、ホットコーヒーもオーダー!

コーヒーはセルフで淹れるスタイルだ。

そして、ホットコーヒーとラグノオの商品群たち。

まさにラグノオ 弘前百石町本店だけの楽しみだ。

購入したのは「パティシエのりんごスティック」

しっとりとしたパイ生地の中に、フレッシュな甘さのりんごシロップが包まれている。
ボリューム感もあって、食べ応え抜群だ。

「いのち りんご」

フワフワでソフトなスポンジの中に、りんごクリームが包まれている。
りんごの爽やかな香りが楽しめる逸品だ。

そして「やっこいサブレ 青森りんごキャラメル」

やっこいとは青森弁で「柔らかい」という意味。

しっとりとしたサブレ生地の中に挟まれたりんごの果樹が、優しい気持ちになれるようなサブレだ。

青森で長い歴史を刻むラグノオの創業地であり、本店である弘前百石町本店。
珠玉の銘菓たちをめいっぱい味わえるスペースとして、地元の方々に愛されている。

そして、お土産も買っていきたい。
自分で食べて美味しかったらそれを買う…ということができるのも、弘前百石町本店だけの特徴だ。

ちなみに、オンラインショップでも購入できるので、気になった人は是非とも買ってみてほしい。

ラグノオ 弘前百石町本店の地図

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