独自の製法で作られた絶品の煮干しスープが楽しめるお店
青森に、煮干しスープがやみつきになるラーメン店がある。
そのお店の名前は「長尾中華そば」。
本店は、青森市にある「西バイパス本店」だ。
新幹線の新青森駅から近くの所にある西バイパス本店が、長尾中華そばの本店である西バイパス本店だ。
昭和レトロを思わせる青い看板に、津軽煮干の文字が気になる!
長尾中華そばは2004年に青森中央インター近くにて創業したのがその始まりとなる。
その1号店はドリームタウンALiに移転し、跡地には「長尾中華そば 浜田店」として復活するが、現在はまた閉店している。
こちらの本店は2009年8月にオープンした店舗だ。
2019年現在では青森県を中心に、東京や仙台の店舗も含めて7店舗で運営されている。
「朝ラー」としてなんと朝7時から開店しているというのだから凄い!
煮干スープの楽しみ方が漫画で紹介されている。入店する前にじっくり読んで予習しよう。
ラーメンマニアならテンション爆上げの店内
入り口には青森らしく、ねぶたの顔がディスプレイ。
いきなりのねぶたの迫力に圧倒される。
入店すると、賑やかな装飾の世界がそこにあった。
これは!!
様々な全国ご当地ラーメンのカップ麺のふたコレクション!
凄い数である。
山形の「龍上海」、熊本の「桂花」、京都の「第一旭」、博多の「一風堂」、京都の「新福菜館」、東京の「青葉」、東京で同じく煮干し系の「ラーメン凪」…
このブログにも掲載している蒼々たる名店の数々もカップ麺化され、ここにコレクションされていた。
店内には存在感のある看板が飾られていた。
こちらが長尾中華そば 西バイパス本店の厨房の様子。
厨房カウンターの上には、達筆で書かれた「長尾中華そば」の書!
カスタム自在!あっさり系と濃厚系がスタンバイ
長尾中華そば 西バイパス本店のメニュー。
ラーメンは大きく「あっさり系」と「濃厚系」に分けられている。
あっさり系は水と煮干しだけで作られたシンプルなスープだ。
濃厚系は、煮干しの旨味を煮込んで濃厚にしたスープで、あっさり系とは見た目が全く違うものとなっている。
麺はもそれぞれ、あっさり系は「手打麺」「中太麺」「細麺」「ちぢれ麺」から、濃厚系は「手打麺」「中太麺」「細麺」から選ぶことができる。
つけ麺、みそラーメン、鶏ガラスープのラーメンまでラインナップしている。
そして炒飯や、ご当地ものの「上北丼」「にぐめし」などもあるご飯ものも充実している。
さらに裏メニューとして「こくにぼり」「ごぐにぼ」「ごぐにぼMAX」「まぜにぼ」なる、エクストリーム級の煮干しスープもラインナップ。
店内にもメニューの木札が掲示されている。
煮干しの美味さをじっくりと味わえるスープ
そして運ばれてきたこちらは「あっさり系」の「ちぢれ麺」!!
シンプルな煮干し出汁のあっさりとしたスープだが、しっかりと煮干しの味を楽しむことができる。
ノーマルでも肉厚なチャーシューと、メンマがたっぷりトッピングされていて嬉しい。
チャーシューも青森県産モモ肉を使用し、じっくりと仕上げた逸品なのだという。
ちぢれ麺がスープとうまく絡んで、煮干しの美味しさを口の中に運んでくれる。
そこにクドさや雑味はほとんどなく、これなら朝ラーでもいけそう!と思わせる優しい味だ。
こちら「濃厚系」の「中太麺」!
あっさり系とは全く見た目が違っていて、濃厚な煮干しの味を堪能できるスープが特徴だ。
がっつりと煮干しの味を味わいたい時はこちらだろう。
こちらにも肉厚なチャーシューと、メンマがたっぷりトッピングされている。
様々なカスタマイズを楽しめる、中華そば長尾。
青森に発祥し、東京にも1店舗のみ「神田店」という飛び地ェーンが運営されている。
津軽煮干をふんだんに使った独自のスープが、地元の青森で愛される長尾中華そば。
青森に行ったときには是非食べてみてほしい。