平城京から生まれたラーメン
彩華ラーメンは、白菜を多く載せるスタイルのラーメンとしては「天理スタミナラーメン」や「どうとんぼり神座」にも影響を与えたと言われる、奈良を代表するラーメンチェーンである。
その本店は、奈良県の天理市にある。
彩華ラーメンの1号店は、1968年、奈良県の天理市内にて屋台として創業された。
ラーメンに白菜を乗せるスタイルはこの屋台にて発祥し、今に受け継がれている。
「本店」は彩華ラーメンの集大成として、2007年にオープンした店舗だ。
付近にあった「天理店」と「天理西店」統合させて新規オープンさせた店舗だけに新しく、そして広々とした余裕のある作りがなされている。
まさにラーメンのレストランといった趣だ。
入り口にはこのような、彩華ラーメンの味のルーツを説明する物も掲げられている。
白菜たっぷり!天理ラーメンを味わおう
これが彩華ラーメン 本店のグランドメニュー。「本店」と書かれている。
最もベーシックな「彩華ラーメン」は、税込み699円とリーズナブル(2015年現在)だ。
今回は「彩華ラーメン 小」をオーダー。
そして運ばれてきた「彩華ラーメン」!
これでもか、というほどの白菜に食欲が刺激される。
クリアな醤油スープが特徴だ。
麺は中麺のちぢれ麺である。
白菜と一緒に食べることで、まさに天理ラーメンそのものといった味わいになる。
素朴で、ちょっとB級を感じさせる味わい。
派手さはないけど、天理のソウルフードとして根付いている彩華ラーメン。
今度は二玉入りのを食べてみたい。