近江焼肉ホルモン すだく 1号店 守山店

近江牛にこだわった焼肉チェーン店

日本4大和牛のひとつに数えられる近江牛。
近江牛を一頭買いしてリーズナブルな価格で提供する、滋賀県発祥の焼肉チェーン店「すだく」
その1号店は、滋賀県の守山市にある守山店だ。

JR琵琶湖線 守山駅の東口からすぐ。
すだく 守山店は、マンションの1階に入るテナントだ。

大きく「焼肉」と書かれた看板が目に入る。

立て看板には、近江牛が近江牛であるための基準が説明されている。
近江で育っただけでは近江牛になれないのだ。

それでは、近江焼肉ホルモン すだく 1号店 守山店、入店してみよう。

全国に近江牛の美味しさを届ける

近江焼肉ホルモン すだくが創業したのは2019年1月。
運営は株式会社総合近江牛商社で、創業者の西野立寛氏によって創業された。

1号店は守山駅東口のここ、守山店
そして同年4月、2号店として栗東駅前に栗東本店がオープン。
なお本店と銘打ったすだくは、栗東本店の他にも大阪本店、京都本店、霧島本店、松阪本店がある(2023年1月現在)。

すだくは、焼肉専門店の「近江焼肉ホルモンすだく」と、ロードサイド店舗の「レストランすだく」の2つの形態をメインだ。
2019年の創業から1年足らずで12店舗ものFC加盟申請を受けて急速に店舗数を増やし、2023年1月現在、さまざまな形態の「すだく」が全国で36店舗ある。

すだくは出店する場所によってご当地のブランドへと変更する(三重県の松阪市への出店の場合は松阪牛専門店になる)こともあるが、基本的には近江牛の専門店として全国各地へ出店している。

店内には各テーブルに七輪が設置されているので、近江牛を炭焼きで食べることができるようになっている。

熱々の炭火がくべられ、いよいよ焼肉への期待値が膨らむ。

壁には牛肉の部位が大きなイラストで説明されている。

すだくの理念やこだわりが、メニュー表に記載されている。

 

滋賀食肉センター直送にて近江牛を一頭買い

弊社は、近江牛を世界へという経営 理念のもと食肉卸事業者として滋賀 県を中心に運営しております。
焼肉 すだくという焼肉店ブランドを全国 に展開しながら、お客様に直接ギフト販売をはじめ近江牛をご家庭にお届けしております。
弊社が仕入れをする近江牛は、滋賀食肉センターで開催されるセリにて枝肉購入、組合 権利のもと近江牛の内臓一腹仕入れを行っています。
滋賀食肉センター 滋賀県近江八幡市武佐町に位置しており食肉センターとしては長い歴史を持ちます。
また一部京都食肉市場にてもセリ参加権利のもと仕入れを行っております。
仕入れを行った近江牛は東近江市にある弊社運営の食肉加工場に運び込まれお客様にお届けできる形で加工を行っておりま す。
部位ごとに専門の職人がカットをすることで熟練度合いは日々増しており常に進化を続けております。
豊かな自然の中で育った近江牛をより世界へ発信していくことを使命として邁進して参ります。

 

 

契約農家との年間契約

滋賀県長浜市の契約農家にて春先の稲植え、秋の収穫と弊社所属の社員・アルバイトにて愛情を持って育てております。
豊かな水に恵まれ高品質である近江米をより皆様にお届けしたいと思っております。
また全従業員の食育環境の充実をはかることでお客様にお届けするサービスを充実していく所存です。
店舗理念は明日も美味しい焼肉を。
昨日の焼肉を思い出してもらえるようなサービスをご提供するという想い、さらに昨日よりも更に今日美味しくご提供できるよう日々鍛錬という意味が込められています。

 

メニュートップは、近江牛赤身。店内当日捌きという新鮮さを誇った逸品だ。

今回は「近江牛赤身」(ハーフサイズ)と「近江米専用すだくカルビ」をオーダー!

鶏肉、豚肉、そしてホルモンのラインナップも充実している。

米も滋賀県産の近江米を使用し、茶碗も滋賀県の信楽焼を使用しているという、滋賀へのこだわりが徹底している。

ドリンクはサワー系が充実している。

名刺だらけのすごいトイレ!

トイレに入ると壁一面が名刺で覆われており、突然のことに圧倒されてしまった。

なお、私の名刺もどこかに貼られているかも知れないので探してみてほしい。

近江ホルモン出荷証明書、近江牛指定店登録証のほか、「生ホル」「明日も美味しい焼肉を」の言葉が商標登録された証書が展示されている。

近江牛のまろやかさと近江米の美味しさ、セットで最高に

しばらくして運ばれてきた「近江牛赤身」(ハーフサイズ)と「近江米専用すだくカルビ」、そして「中ライス」(近江米)!

箸袋はすだくのシグネチャーモデルだ。

滋賀は米どころでもあり、風味豊かな近江米が生産されている。

「近江米専用すだくカルビ」(左側)と、すだくで人気No.1だという「近江牛赤身」。

ラードも一緒に運ばれてくる。

炭火焼きで炙るように焼く、近江牛のカルビ

柔らかく、牛脂分に甘みのある肉で、ご飯と共に食べるとどれだけでも食べられそうだ。

こちらは近江牛赤身。A4ランク以上の赤身とのこと。

脂肪分が少ないので、さっぱりとした味わい。
それでもさすが近江牛、牛肉の旨さはしっかりと感じさせてくれた。

伝統あるブランド牛、近江牛。
その美味しさを全国へ広げる、すだく。

すだくは、ゆくゆくは世界へと広げることを理想に掲げている。

大きな野望を秘めた近江牛専門の焼肉店。
これからの展開にも注目したい。

近江焼肉ホルモン すだく 1号店 守山店の地図

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