岐阜生まれの焼肉チェーン
東海地方を基盤に全国にチェーン展開する焼肉店、焼肉屋さかい。
焼肉屋さかいの新業態として、炭火焼肉を楽しめるのがこの「炭火焼肉屋さかい」。
1号店は岐阜県の各務原市にある「各務原店」だ。
各務原市を東西に通るいちょう通り沿いにあるこの炭火焼肉屋さかいが、1号店である各務原店だ。
焼肉屋さかいと共通の太陽のマークがシンボルとなっている。
さかいの2年後に生まれた新業態
炭火焼肉屋さかいは、株式会社ジー・テイストによって運営される焼肉チェーン店。
元となる焼肉屋さかいは、坂井哲史氏が創業した株式会社ジェイ・アートフーズ(当時)によって1993年に岐阜県岐阜市でオープンした。店名の「さかい」は坂井哲史氏の名字である。
ちなみにその1号店は現存していない。
そして1995年、七輪を使った炭火焼肉といして新たに炭火焼肉屋さかいがオープン。
それがこの各務原店だ。
しかしながら2000年台初頭のBSE騒動で大きな痛手を受け、創業会社は現在の株式会社ジー・テイストの系列へと吸収され、運営元が移管された。
ちなみに坂井哲史氏はそのタイミングで再起をはかり、高品位な喫茶店チェーン「さかい珈琲」を立ち上げ、全国チェーンにまで成長させた。
2020年11月現在、焼肉屋さかい・炭火焼肉屋さかいは全国に61店舗で運営されている。
本格的な焼肉にじっくりと向き合える空間
入り口にあるレストランポエム。
皆との縁ENのおかげなり。
そない気分の今宵には、
炎EN囲み、
酒などちょいと酌み交わす。
楽しきかな、炭火の宴EN。
嬉しきかな、さかいの宴EN。
「EN」でライムを踏むラップのようだ。
各テーブルには、七輪をセットする穴が用意されている。
そしてこれが、炭火たる所以の七輪！
焼肉気分が盛り上がるアイテムだ。
箸袋は焼肉屋さかいのシグネチャーモデル。
グランドメニュー。
そんなシンプルな感動を大切にしたい
焼肉屋さかい
メニューの1ページ目は、タンから始まる。
カルビも様々な種類が用意されている。
最後のページには、焼肉屋さかいのこだわりが記されている。
テーブルにスタンバイしているタレ類など。
さかいオリジナルのポン酢。
にんにくチップまで用意されているのが面白い。
いざ焼きまくる！炭火で焼く美味しさ
まずはタンから！
あまり焼きすぎないよう、赤身が残っているくらいの状態で、レモン汁で食べる。
おお…これぞ焼肉の醍醐味！
こちらはハラミ。
部位で言うと横隔膜のお腹側だ。背中側がサガリ。
続けてカルビも。
部位はお腹、中バラと呼ばれるところ。脂肪分が多いのが特徴だ。
カルビは脂をよく落としてしっかりと焼くのが好みである。
さかいのタレとも絶妙にマッチする。
レジでは、大入り袋にデザインされたキャンディが無料で配布されていた。
こういったことも嬉しい。
リーズナブルな値段で、焼肉をしっかりと楽しめる。
シンプルな焼肉店、それが焼肉屋さかいの特徴だ。
炭火で焼く焼肉。家庭ではなかなか出来ない、専門店ならではの醍醐味がここにあった。