ハンバーグは人間の本能的欲求!
巨大なハンバーグを食べたい… そんな人間の本能的な欲望に対して応えてくれる神のようなハンバーグが提供されるお店。「フラガー」の相性で広く親しまれ、北関東を中心にチェーン展開するハンバーグレストラン、「フライングガーデン」1号店は、群馬の桐生にあった。
「フライングガーデン 新桐生店」
は東武鉄道桐生線・新桐生駅から徒歩5分にある。
オールドアメリカンな雰囲気を持つ外装に、「爆弾ハンバーグ」の看板が目に付く。
フライングガーデンは、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉に61店舗の店舗を展開している。
その1号店であるここ新桐生店は、1984年にオープンした。
ピザとクレープの店がルーツ
そのルーツは、現在のフライングガーデン運営会社である株式会社フライングガーデン代表取締役社長である野沢八千万氏が、1976年にピザ・クレープの店として、桐生市に「ノザワ」をオープンしたことに始まる。
1981年に株式会社ノザワハッピーフーズとして会社設立をし、その後1983年にノザワハッピーフーズ株式会社へと商号変更をしたのち、1984年に新業態としてフライングガーデン 新桐生店をオープンさせた。
店内には、当時の社名の名残である「NOZAWA HAPPY FOODS CORPORATION」の名が残されている。まさに1号店である新桐生店の歴史を物語る。
アンティークな雰囲気のあるフライングガーデン 新桐生店。
フライング「ガーデン」らしく、中庭もある。
名物メニュー「爆弾ハンバーグ」!
フライングガーデンの看板メニューである「爆弾ハンバーグ」は、メニューの1ページ目で大きく掲載されている。創業からの秘伝の味とある。
なんでも、フライングガーデンの売上高の38%を爆弾ハンバーグが占めているのだという。まさに爆弾級のコンテンツだ。
爆弾ハンバーグをオーダーすると、爆弾ハンバーグ専用テーブルマットが敷かれる。
裏には「フラガー通信」が掲載され、爆弾ハンバーグに関する雑学が掲載されている。何とVol.1とのことで、集めるなら今からだ。
そしていよいよ、爆弾ハンバーグが運ばれてきた!
ボールのような(まさに爆弾のような)形状のハンバーグを、プレートの上で二つに分割してもらい、ソースを掛けてくれる。この際、油がバシバシと飛び散るので、テーブルマットを持ち上げる必要がある。
ソースは「和風ソース」をオーダー。
ソースは全部で4種類の中から選ぶことができる。それぞれ「和風ソース」「にんにくソース」「極うまチーズソース」「山わさびクリーム」である。
肉汁したたるハンバーグはまさに「爆弾」
これがフライングガーデン 1号店 新桐生店の爆弾ハンバーグ 和風ソースである。
肉汁滴るハンバーグの迫力がたまらない。
ハンバーグは柔らかく、ナイフでサクサクと切れる。ソースとの相性も抜群だ。
良いハンバーグを食べた時に感じる「肉の美味さ」を、存分に味わうことが出来る。
これは250グラムの「キング」だが、もっと食べたい人向けに500グラムの「ダブル」も選べる。こちらはソースも2種類同時に選ぶことができる。反対に、少し少なめである200グラムの「クイーン」も用意されているので、小食の人でも安心だ。
静岡の「さわやか」で人気の「げんこつハンバーグ」と、こちらの「爆弾ハンバーグ」。甲乙付けがたい日本のハンバーグ頂上決戦である。