一升びん 本店

松阪牛一頭買い!本場松坂の老舗焼肉店

日本三大和牛と言われる 松阪牛(三重県)・神戸牛(兵庫県)・近江牛(滋賀県)のうち、松坂市内で早くから焼肉店を展開する老舗といえば、「一升びん」だ。
その本店は松阪市南町にある。

松阪牛 焼肉 一升びん 本店と書かれた看板。
レトロな雰囲気を纏うこのお店が本店だ。

なぜ焼肉店なのに「一升びん」なのか?
誰もが思うかも知れない。

松阪牛と書いて、まつざかうしと読むのが三重県の情報発信における正式な読み方なのだそうだか、まつざかぎゅうでも問題ないという。

それでは入店してみよう。

松阪牛をリーズナブルに、心行くまで楽しめる老舗

日本を代表する和牛ブランド「松阪牛」を一頭丸ごと仕入れ、A5、A4といった高級ランクのものまで余すことなく松阪牛を堪能できるお店として知られる「一升びん」

その創業は1962年。1号店は松坂市にある平生町店で、この本店からも近く、現在も創業当時のままの姿で営業中だ。
この本店は1979年にオープン。国道166号線に面した立地によりアクセスしやすい。
そして国道を挟んだ向こう側には本店はなれという店舗があり、まさに松阪牛の聖地だ。

この「一升びん」という店名は、創業した1962年は街に外食できるお店は少なく、自宅のちゃぶ台を大勢で囲み、の一升瓶を中心にワイワイと楽しむような食事をイメージしたものだという。

そんな一升びんは松坂市を中心に三重県、愛知県にて14店舗で運営されている。
その店舗はそれぞれ異なる個性を持っており、特に宮町店は回転寿司ならぬ回転焼肉として個性を爆発させている。

入口に貼られた、一升びん本店の理念。

高嶺の花のA-5格付松阪牛を大衆的な価格で、美味しく、安心、安全により多くのお客様に召し上がっていただける様に努める。

松阪牛1頭買いの、生産者証明書が掲示されている。

 

「一升びん」こだわり

一升びんの創業は、1962年(昭和37年)今の平生町店から始まりました。
最高のお肉を更に美味しく召し上がって頂く秘密が秘伝の味噌ダレ!!
創業以来、脈々と伝わってきた門外不出の逸品です。
その味わいは、こくのある自家製ダレでありながら、決して自己主張しすぎることはなく、あくまでも肉の味わいを最大限に引き立てる脇役に徹します。
ぜひ、ご賞味下さい!

「一升びん」店名の由来

昭和37年の創業当時、松阪には飲食店も今ほどは無く、会食といえば家でご馳走を作って宴会というのが多かったそうです。
円卓(ちゃぶ台)を大勢で囲んで、お酒の一升瓶を中心に置いて、わいわいと皆様に楽しんで食事をしていただける様な店にしたい!!
そういう思いを込めて「一升びん」と名付けました。

昭和の薫りが良い味わいな本店の様子。

テーブル席と座敷席が用意され、各テーブルには七輪を置くスペースがある。

七輪からの煙はダクトが吸ってくれるので、煙まみれになることはない。

皆さん、いいかげん覚えましょう!
ってくらい、焼肉店や精肉店でよく見る図。
ネック、みすじ、ツラミなどが書いてあるのは珍しいかも知れない。

松阪牛の美味しさを、秘伝の味噌ダレで楽しむ!

一升びん 本店のメニュー表。
セットから単品、ドリンク、サイドメニューが1枚にまとめられている。

単品メニューのラインナップ。
最も高いのがヒレ肉だ。

これがセットメニュー。
今回は「松阪牛 A-4セット」をオーダー!

その内容は、上ロース・カルビ・赤身・ホルモン・キムチとなっている。

まずは上ロースから!

もう、いきなり凄いやつが来たぜ…

この完璧な霜降り
我こそは松阪牛様であるぞ!

軽めに焼き、さっと食べると、口の中で溶けていく。
牛脂の旨味、柔らかい赤身が、なんとも上品だ。

そして一升びん伝統の味噌ダレが、ここに独特のコクを与えてくれる。

こちらがカルビ
もう十分!ってくらい、霜降りだ。

なお予め味噌ダレが掛けられているので、焼いてそのままでも食べられる。

こちらは赤身ホルモン

レバーがとにかく柔らかい!

味付けはタレ以外にも、塩コショウやヒマラヤ岩塩も用意されている。
ヒマラヤ岩塩で食べる松阪牛はたまらない。

キムチの小皿はこんな感じ。
焼肉にこれほど合う漬物は他に無いのではないだろうか。

日本を代表する和牛ブランド、松阪牛
そんな松阪を代表する焼肉チェーン店といえば一升びんではないだろうか。

一升びんの本店で松阪牛を食べる。そんな経験を、是非ともお勧めしたい。

一升びん 本店の地図

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