ぴょんぴょん舎 稲荷町本店

盛岡三大麺の一つ「盛岡冷麺」

盛岡にて、わんこそば、じゃじゃ麺と並んで「盛岡三大麺」と言われる盛岡冷麺。
ここ「ぴょんぴょん舎」は盛岡冷麺を楽しめる人気のレストランだ。
本店は盛岡市稲荷町にある「稲荷町本店」である。

盛岡駅からやや離れた場所の、雫石川沿いにある雰囲気のある建物が、ぴょんぴょん舎 稲荷町本店だ。

稲荷町本店は株式会社中原商店により、1号店として1987年にオープン。
このデザインが評価され、同年に環境デザイン賞を受賞している。

「盛岡冷麺」の名前は、ぴょんぴょん舎創業者である邊龍雄氏によって名付けられた。
本場韓国の冷麺をアレンジし、何度もの改良を加えて日本人の口に合う味にしたものだ。

やがて盛岡冷麺は全国的な知名度を得て今日に至るが、その中心にあったのはぴょんぴょん舎だ。

2019年12月現在、岩手県を中心に首都圏も含め11店舗で運営されている。

暖かく開放的な雰囲気のある店舗

稲荷町本店の店内は木の温かみと開放感を同時に感じるような空間で、とても雰囲気がある。

天井からは柔らかい光が差し込む。

暖炉などもあり、温かい雰囲気を醸し出している。

2階席もある。

イーハトーヴの世界観を表現したような素朴な味わいのアートが随所に飾られている。

お土産として冷麺や温麺などが販売されている。

冷麺と焼肉が充実したグランドメニュー

ぴょんぴょん舎 稲荷町本店のグランドメニュー。

名物の盛岡冷麺から始まり、温麺などもラインナップしている。

今回はスタンダードな「盛岡冷麺」をオーダー!
辛さは4段階で選択することが出来る。

焼肉メニューのラインナップも盛り合わせから一品料理まで、様々なものが充実している。

メニュー表の裏にはぴょんぴょん舎 稲荷町本店について書かれている。

「森と川の街」盛岡で人との出会いと安らぎを与える空間、そして自然の素材を大切にし、韓国と日本の食文化を融合させた食をテーマに、「ぴょんぴょん舎」は、昭和62年11月に誕生しました。
以来、多くのお客様に支えられ、今日に至っております。
人気メニューはやはり「盛岡冷麺」。丹誠 込めて作り上げ、コラーゲンがたっぷり入った独特の甘み とコクのあるスープ。そして、オーダーをいただいてから、しぼりだし、茹で上げたコシのある麺の絶妙なハーモニー。
今では盛岡を代表する食となりました。
是非皆様も一度、ぴょんぴょん舎自慢の「盛岡冷麺」をお召し上がりください。従業員一同、心よりお待ち申し上げております。

焼肉は各テーブルに用意されたコンロで焼くことができる。

お手拭きと箸はぴょんぴょん舎のシグネチャーモデルだ。

盛岡冷麺、それは完璧な食べ物のひとつ!

そして運ばれてきたぴょんぴょん舎 稲荷町本店の「盛岡冷麺」

その名の通り、冷たい!

そして非常に綺麗な盛り付けが印象的だ。

麺の上にはゆで卵がトッピングされている。

大根を中心としたキムチも添えられている。

そして大きな特徴はこれ!
「梨」だ。

ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺は、夏にはスイカ、冬には梨がトッピングされているのだ。

麺は透明感があり、弾力性の強い独特なものだ。
この爽やかな味わいが少し酸味のあるスープにベストマッチして、どれだけでも食べていられそうになる。

そしてキムチのスパイスと、梨の甘み。これらのカラフルなハーモニーが、盛岡冷麺の奥の深さとなっている。

盛岡名物と呼ばれる盛岡冷麺。そして創始店であるぴょんぴょん舎。
そこで食べる盛岡冷麺は素晴らしい一杯であった。

ぴょんぴょん舎 稲荷町本店の地図


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