九州一円にチェーンする、鹿児島発祥の焼肉店
「夢に味がある」のキャッチコピーで知られ、九州一円に焼肉店をチェーン展開する「焼肉なべしま」。
その本店は、鹿児島市にある「与次郎本店」だ。
鹿児島市の与次郎エリアは、多くの飲食店本店がひしめいている本店密集エリアだ。
焼肉なべしまも与次郎エリアに数ある本店のうちの一つであり、存在感を放っている。
天文館で創業し、歴史を紡ぐ
焼肉なべしまは、1970年、鹿児島市の天文館にて創業した。その時の店舗である1号店の「焼肉なべしま 天文館店」は現在も営業を続けている。
この焼肉なべしま 与次郎本店は1976年にオープンしたものだ。
その後、鹿児島県内を中心に店舗出店を続けた後、福岡や熊本など、九州全域に進出。
2019年5月現在、グループ店を合わせて九州・沖縄にて62店舗で展開する一大チェーン店だ。
ちなみに1号店である焼肉なべしま 天文館店は他店とは違って夜のみの営業となっており、大人が利用したくなるようなメニュー構成など、個性づけがされている。
現在の焼肉なべしま 与次郎本店は2011年に現在の場所に移転したもので、以前の場所はには看板だけが残されていた。
肉をはじめ米や白菜の産地やトレーサビリティーを表示しているボード。
とにかく広い与次郎本店
入店するとすぐの所にあるフロアは、テーブル席が中心。
フロアはいくつかに分かれており、個室のテーブル席、大広間など、かなり広いつくりになっている。
与次郎本店は総席数310席と、焼肉なべしまの店舗の中では最大の店舗だという。
注文前からテーブルの上に用意されているのは、焼肉なべしまのお手ふき・箸、そして焼肉のたれ。
焼肉なべしまのグランドメニュー。
メニューは、黒毛和牛のページから始まる。いつかは3~4人の盛り合わせを食べてみたい…
次のページは特選盛り合わせ。前のページの盛り合わせよりも若干お得なセットとなっているようだ。
また、なべしま三種盛り、バラエティ盛り合わせと、さらにお得なセットもある。
ここからは単品メニュー。カルビ・ロース・牛タン・ホルモンといった焼肉の基本部位がラインナップしている。
また、魚介類や野菜類もある。
焼肉なべしまには、食べ放題コースもある。コースのランクは3種類だ。
ここでは「特選なべしま黒セット」をオーダー。
黒毛和牛ロースと黒毛和牛カルビがセットになった、黒毛づくしの衝撃的セットだ。
セットにはサラダバーが付いてくる。好きなサラダをチョイスしよう。
甘美な黒毛和牛にノックアウトされる
これが「特選なべしま黒セット」!
もう、見るからに「良い肉」である。
これが黒毛和牛ロース。
いわゆる霜降りである。
中々お目にかかれない、高級感のあるルックスだ。
そしてこちらは黒毛和牛カルビだ。
こちらも霜降りである。
さすが黒毛和牛様といったところだ。
これが上タン塩だ。
スープはワカメスープか味噌汁のどちらかを選ぶことが出来る。(プラスオプションで玉子スープなども選ぶことができるようになる)
今回はワカメスープをオーダー。
黒毛和牛カルビを網に載せると…
あっという間に焼ける!
中が少し赤いくらいのミディアムレアな状態が良い感じである。
焼肉なべしまオリジナルのタレに漬けて黒毛和牛カルビを食べる。
ああ…舌の上でとろけていく…
甘美な黒毛和牛の焼肉体験を手軽なお値段で味わえる。それが焼肉なべしまの魅力であることは間違い無いだろう。
夢にまで見た国産和牛。それを食べて美味しさを味わえる。
まさに「夢に味がある」、焼肉なべしまの本店であった。