鹿児島の地鶏を全国展開する居酒屋「山内農場」
白木屋、笑笑などの居酒屋チェーンを運営するモンテローザにより、2012年から始まった新業態「山内農場」。
薩摩地鶏を全国に展開するというコンセプトの山内農場の1号店である本店は、鹿児島にある「天文館本店」だ。
天文館の、文化通り入口の交差点にあるビルの2階にある山内農場 天文館本店。ここが1号店であり、その名の通り本店である。
モンテローザが展開する地鶏の居酒屋
新業態としてオープン時から、薩摩の地鶏である「黒さつま鶏」を食べることができるコンセプトの居酒屋だ。
そのオープンは2012年8月。地鶏系の居酒屋が全国的にブームとなる中、東京の三鷹に本社を構える居酒屋運営会社・モンテローザが本格参入し、その1号店を鹿児島の天文館にオープンさせた。
その後は大手会社の資本力を活かし、1週間に1店舗くらいの猛烈なペースで全国に店舗数を増やし、2019年5月現在、160店舗で運営されている。
山内農場 天文館本店の店内の様子。どこか昭和を感じさせるような雰囲気を醸し出している。
中央には、「出世神社」なる神棚が置かれている。
壁には、農場をイメージさせるような大きな写真が目を引く。
山内農場の箸袋はシグネチャーモデルだ。
九州を全開で感じさせてくれる充実のメニュー
これが山内農場のグランドメニュー。
推しは「地どり炭火焼き」だ。
旨塩、黒胡椒&バター、ガーリックごま油の3つの味で食べることができる。
地どりの叩きや馬刺しもある。
ここでは「地どりむね叩き葱づくし」をオーダー!
南九州市の「だいだい手造りぽん酢」も気になる!
海産物を中心に九州の食材がメニューに並ぶ。
お酒のメニューも九州のものが充実している。
ここでは「鹿児島 みかん酒 ソーダ割」をオーダー!
九州の酒といえば焼酎。そのラインナップも充実している。
お通しはキュウリ、キャベツ。これに味噌を付けて食べる。
運ばれてきた「鹿児島 みかん酒 ソーダ割」。
想像していたほど甘みは無く、みかんの酸味と強めのアルコールが意外にも大人のテイストであった。
そしてこちらが「地どりむね叩き葱づくし」!
山内農場が契約した鹿児島・串木野の「ヤブサメファーム」の黒さつま鶏だ。
たたきなので中はレア。それをぽん酢と葱とを絡ませて食べる。
すると、鶏の美味さがダイレクトに伝わってくる!
鹿児島の地鶏を天文館の真ん中で、東京の会社が運営する山内農場の本店で食べる。
しかも鹿児島にある山内農場は現在の所この1店舗のみ。
なんとも不思議な感覚になった。
九州の味を全国で楽しめる山内農場、あえて鹿児島の本店で食べてみるのも面白いのではないだろうか。