和食ファミレスと焼肉の合体!
九州南部でファミリーレストラン店「ふぁみり庵」と焼肉店「はいから亭」、そしてその合体店が「ふぁみり庵はいから亭」。
その本店は、鹿児島市の与次郎にある「与次郎本店」だ。
「ざぼんラーメン」「焼肉なべしま」「満正苑」「吹上庵」など、多くの本店が集中する鹿児島市の与次郎エリアに、「ふぁみり庵」と「はいから亭」の合体店である「ふぁみり庵はいから亭」の本店がある。
錦江湾の向こう側には勇壮な桜島が噴煙を上げ続けているのが見える。
鹿児島生まれのファミレス「ふぁみり庵はいから亭」の歴史
ふぁみり庵はいから亭は、鹿児島を中心して南九州で外食店を運営する康正産業株式会社によって運営されている。
そのルーツは、1968年に天文館で創業した「マンモスパブ ラック」というパブだという。
1981年には回転寿司店である「元祖寿司」の1号店である川東店を開業。その後、元祖寿司の名で鹿児島をはじめ、熊本、宮崎にもチェーン展開を行っていく。
この元祖寿司は、康正産業が現在運営する回転寿司チェーン「寿しまどか」に繋がっていく。
1987年になって、和食ファミレスである「ふぁみり庵」1号店である与次郎店を開業、翌年には「はいから亭」1号店を開業。
現在のふぁみり庵はいから亭 与次郎本店は、2000年に新築されたものだ。
2019年5月現在、ふぁみり庵はいから亭は鹿児島県と宮崎県で9店舗、ふぁみり庵と寿司まどかの複合店は鹿児島県・宮崎県・熊本県に11店舗で運営されている。
玄関を入ると左右に店が分かれる巨大な本店
複合店であるふぁみり庵はいから亭の与次郎本店では、入口を入って左側のフロアがふぁみり庵、右側のフロアがはいから亭と分かれている。
こちらがふぁみり庵のメニュー。和食のラインナップが充実している。
右側ははいから亭のメニュー。焼肉が中心だ。
こちらがふぁみり庵への入口。
こちらがはいから亭への入口となっている。
ふぁみり庵に入店した。
1階フロアは通常のテーブル席が中心、2階は巨大な宴会場となっており、最大150名まで収容可能だという。
テーブルの上には七味と醤油。醤油は「甘口」と書かれているものだけが置かれている。
割り箸袋はふぁみり庵はいから亭 シグネチャーモデルだ。
リーズナブルな和食のフルラインナップ
ふぁみり庵のグランドメニュー。
うなぎ、釜飯から始まる。
これだけのセットで、価格は抑えめの印象だ。
寿司のページに。寿司まどかを展開する康正産業ならではだ。
天ぷら、とんかつなどの和彩のページ。
さらには丼・ビビンバ・うどん・そばなどもラインナップ。
一品おかずとスイーツも。
ここでは「釜揚げ寿司ランチ」をオーダー。
釜揚げうどん、天ぷら盛り合わせ、寿司、という豪華な組み合わせが、1000円を切るランチプライスだ。
与次郎本店の限定メニューも用意されていた。
セットでドリンクバーも付いてくる。
万人に愛されそうな、親しみやすい味
そして運ばれてきた「釜揚げ寿司ランチ」!
うどんは「冷」でオーダー。
にぎり寿司。たまご、まぐろ、いか、エビ、サーモンのオーソドックスな5品だ。
こちらが釜揚げうどん。冷たいオーダーだが、もちろん暖かいオーダーも可能である。
麺は独特で、かなり細い平麺となっており、モチモチとしたコシのあるものだ。
天ぷらの盛り合わせ。
茶碗蒸しも付いてくる。
どのメニューも食べやすく、そして親しみやすい味付けであった。
特にうどんのモチモチとした独特のコシは、くせになりそうな食感だ。
鹿児島のスタンダードなファミレスとして、そして本格的な焼肉店として人気のふぁみり庵はいから亭。
大手全国チェーンには無いローカルチェーンの魅力を、お手頃価格で楽しめるお店だ。