鹿児島の食材をふんだんに使った和食レストラン
鹿児島県を中心に和食レストランとしてチェーン展開している「ふく福」。
その本店は、鹿児島市の荒田八幡近くにある「荒田本店」だ。
電停荒田八幡駅を降りてすぐの所にあるふく福が本店であり、1号店である。
うどん・そばから、天ぷら、寿司に至るまで、和食をフルラインナップしたメニューが豪華だ。
鹿児島で生まれ、鹿児島に根付いた味
ふく福は株式会社寿福産業によって運営されている外食店である。
株式会社寿福産業はジェイ・エフグループとして、鹿児島の黒豚を使った黒豚料理の「寿庵」、黒豚とんかつの「かつ寿」、回転寿司の「めっけもん」など、鹿児島の食材を楽しめる外食チェーンを数多く運営している。
ふく福 荒田本店は寿福産業にとって創業の店であり、創業者である寿福一隆氏により手打ちうどん・そばの店として1975年にこの地に創業した老舗である。
2019年5月現在、鹿児島県内を中心に15店舗で運営されている。
入口を入ると吹き抜けとなっており、2階席への階段がある。
2階は最大64名までの宴会席だ。
1階フロアはテーブル席が中心となっており、和風にまとめられた落ち着いた雰囲気となっている。
巨大な屏風アートに圧倒される。
かなり手の込んだ造りの壺も飾られている。
地産地消にこだわった和食のフルラインナップ
ふく福のグランドメニュー。
最初のページには、創業以来のメインメニューであるそばとうどんのメニューが並んでいる。
丼ぶり、釜めしのメニューも充実している。
寿司もラインナップ。回転寿司チェーン「めっけもん」を擁する寿福産業ならではの仕入れが活きていそうだ。
さらにとんかつも。こちらもとんかつチェーン「かつ寿」を擁する福寿産業ならではだろう。
サラダやデザートも充実!
いつも安心安全。
生産者の顔が見える素材を使うことが私たちのこだわりです。
これまでも、これからも地産地消に取り組んでまいります。
地産地消にこだわるふく福のこだわり。鹿児島の食材を楽しみたければ、ふく福に行けば間違い無い。
今回は「黒豚うどん」をオーダー。
鹿児島産の黒豚をトッピングしたうどんで、ふく福の人気メニューのひとつだ。
箸袋はふく福 シグネチャーモデルだ。
ふく福伝統のうどんと鹿児島黒豚の最高のハーモニー
先に運ばれてきたのは、桜島大根の漬け物!
これぞ鹿児島である。
そして運ばれてきた「黒豚うどん」!
たっぷりの黒豚がトッピングされている。
つゆはハッキリとした味わいで、関西風でも讃岐風でもなく、まさに九州らしい味付けだ。
そこに旨みたっぷりの鹿児島黒豚が贅沢にトッピングされている。
これぞ至福の味だ。
麺はかなりモチモチとした食感で、食べ応えがある。
コシは硬さではなく、モチモチ感への追求という方面だ。
つゆ、そして黒豚と一緒に絡ませて食べると、ベストマッチだ。
薬味として、青ネギと柚子胡椒の小皿が付けられるので、好みによってトッピングしていける。
鹿児島で長い間愛される「ふく福」。
うどんとそばから始まったこのお店は、今もうどんとそばを中心に据えたメニューを提供しつつ、鹿児島の食材をふんだんに楽しめるようになっている。
鹿児島の食文化の王道を味わいたければ、是非とも「ふく福」、行ってもらいたい。
必ず納得出来るのではないだろうか。