福井県の「テキサス」といえばここ
福井に生まれ、北陸3県にまたがってチェーン展開するピザ専門店「テキサスハンズ」。
その1号店は、福井県福井市にある「福井田原店」だ。
えちぜん鉄道田原町駅から徒歩すぐの所にあるテキサスハンズ。
ここが1号店である福井田原店だ。
インディアンの男がピザを一気食いするイラストが印象的。
福井ローカルのテレビCMでもおなじみのものだ。
店舗はカフェのような雰囲気を漂わせている。
巨大なピザの写真が食欲を煽る店舗ファサード。
そして宅配用のダイハツ・ミラもテキサスハンズ仕様となっている。
福井の新ソウルフード!?北陸3県で展開するピザチェーン
テキサスハンズは1988年、創業者である寺尾聖一氏(現会長)によって、福井県福井市にて創業したピザの専門店だ。
1号店の名前は「福井店」。
福井店は2002年に移転し、現在の福井田原店となりリニューアルオープンする。
そして2013年には初の県外店として石川県金沢市に西泉店がオープン。
2016年にはテキサスハンズ富山婦中店として富山県にも進出し、北陸3県への出店を果たす。
2020年12月現在では、北陸3県に17店舗で展開されている。
店内はシンプルで明るく、ファストフードのような雰囲気だ。
窓に向けられたカウンター席も用意されている。
壁に掲げられた「Texas Hands」の文字がアメリカンで格好いい!
タバスコや塩、取り皿などはセルフサービスとなっている。
といっても用意されていたのはタバスコではなくて、ハバネロソースの緑と赤。
どちらも刺激的な辛さだ。
テキサスハンズのメニュー表
これがテキサスハンズのグランドメニュー。
もちろん、全てピザだ。
今回は、テキサスハンズ1番人気メニューという「ポテトスペシャル」をオーダー!
大きさはSサイズとMサイズが用意されている。
不動の人気No.1 さらに最強の進化!! と書かれているので期待値がMAXに跳ね上がる。
そしてもう一つは、4番人気だという「マルゲリータ」も!
パスタやドリア、サラダなども用意されている。
「パーティピザ」
これはすごい!
直径75cmの超巨大ピザだ。20名~30名で食べるのだという。
切れ目は入ってるのだろうか!?
お値段もさすがの価格だが、一度どこかで注文してみたい気がする。
ドリンクメニュー。
どのドリンクもかなりお安い!
ピザの生地は丸1日寝かせて熟成させたものだという。
アツアツでサクサクの生地とホクホクの具材!
しばらくして出来上がったのは、1番人気メニュー「ポテトスペシャル」!
ポテトサラダとコーンをマヨネーズでコーティングしたところに、イベリコベーコンがアクセントとなっている。
なによりサクサクとしたピザ生地がとにかく気持ち良い。
そしてイベリコベーコンのアクセントが効いていて、飽きずに食べ進めることができる。
こちらは「マルゲリータ」!
マルゲリータとはイタリア国王であるウンベルト1世の王妃の名前だ。彼女がイタリア最高のピザ職人を訪ねて作らせたピザが、トマトソース・モッツァレラチーズ・バジルのもので、その色合いが赤・白・緑とイタリア国旗を思わせることから大変気に入ったという。
そしてピザ職人はピザの名前に彼女の名前「マルゲリータ」と名付けたのがその由来だ。
テキサスハンズのマルゲリータはトマト、パルメザンチーズ、バジル。
トマトの赤が鮮烈だ。
生地はフカフカしており、外だけが適度にクリスピーだ。
ピザのチーズが伸びる時。
誰しも、ピザを食べる直前の、テンションがクライマックスになる瞬間ではないだろうか。
チーズのおいしさに、トマトのフレッシュさ、そこにバジルの香りがプラスされ、これぞまさにピザの王道。
イタリアの王妃もまさか日本の福井県ローカルピザチェーンで、自分の名前が連呼される未来が来るとは想像だにしなかったのではないだろうか。
福井に生まれ、北陸3県で愛されるピザチェーン、テキサスハンズ。
入りやすい雰囲気の店内、手軽な価格のピザやドリンク、そして何よりもおいしさ。
この日も学校帰りの学生達が多く集まってきていたように、地元に愛される…まさに福井のソウルフードだ。
これから北陸に行ったときは、ピザが食べたくなるのは必至だ。