味のおぐらチェーン おぐら本店

味のおぐらチェーン おぐら本店

宮崎でチキン南蛮を食べるなら!?

チキン南蛮の本場といえば、宮崎。その宮崎において、チキン南蛮のスタンダードとも言えるのがこのお店「味のおぐらチェーン おぐら本店」だ。
このお店は宮崎市内のど真ん中、宮崎駅から歩いて数分のところにある。

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少し路地に入ったところにある、レトロな雰囲気の店。そこが、おぐら本店である。

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伝説のタルタルソースを産み出したおぐらの長い歴史

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味のおぐらチェーン おぐら本店の歴史は長い。

おぐらは、創業者である甲斐義光氏がうどん店を経て、1956年にこの地で創業したレストラン「おぐら」をルーツとする。

1963年には、甲斐義光氏の実兄である甲斐照幸氏が2号店として「洋食屋ロンドン」を開業し、有限会社おぐらを創業。
当初は「テキとカレーの店」、つまり黒毛和牛ビーフステーキとビーフカレーが目玉商品というレストランであったというが、1965年、ついにその後の看板メニューとなる「チキン南蛮」が登場。

チキン南蛮という食べ物そのものの歴史には諸説あり、発祥の地は宮崎県の延岡市であるという。延岡市にあったレストラン「ロンドン」の賄い料理として出された鶏料理が今のチキン南蛮の原型と言われており、延岡市にあるチキン南蛮専門店である「直ちゃん」では今でも当時の姿のまま出されている。

おぐら創業者の甲斐義光氏は延岡のロンドンで修行し、そこで食べたチキン南蛮の原型に一工夫を加え、あのタルタルソースを産み出したのだという。
タルタルソースこそがチキン南蛮だという向きには、おぐらがチキン南蛮の発祥とも言える。

1992年になり、「おぐら」はのれん分けをする。「本家宮崎おぐら」から「日向灘」「延岡おぐら」の2つがのれん分けして現在に至っている。そのため、延岡にある「おぐら」と、宮崎の「おぐら」とはルーツを共にする別会社となっている。

そんなおぐらの本店がここ、というわけだ。

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店内はこじんまりしているように見えるが、2階席もあるため、実は意外と広い。

中の雰囲気も昭和の洋食屋といった感じで、とにかく懐かしさに満ちている。

メニューはチキン南蛮だけではない

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おぐら本店のメニュー。

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メニューはとてもシンプルだ。

まず目に入るのは「チキン南蛮」だろう。多くの人がチキン南蛮を注文するに違いない、正真正銘の看板メニューだ。
そしてその下にある「ビジネスセット」とは、チキン南蛮が半分、ハンバーグが半分という、よくばりさん向けのメニューである。
ビジネスの基本はWin-Winであるので、チキン南蛮とハンバーグ、両方食べられるからWin-Winということだろう。

チキンカツやカレーなども充実しており、チキン南蛮専門の店ではなく、レストランであることを感じさせる。

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おぐら本店のオリジナル紙ナプキン。

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厨房を覗いたら、壁にこのような紙が貼られているのが見えた。

本店調理師心得

料理が冷めるような揚げ方をしない。(リフトに乗る分だけ)
南蛮は、必ず二分は漬け込む。
キャベツ、パセリ、リンゴ、ミンチ、生物の扱いは、特に気をつけ必ず手洗いを。
古い物、悪い物、自信の無い物、即捨てる。
美味しい料理は当り前、きれいな料理も当り前、手抜きだけは絶対しない。
掃除を毎日しっかりする。(習慣づける)
お互いに助け合う。(尊重しあう)
道具 器具の手入れを!!

職人の世界らしい厳しさの中に、ずっと守ってきた品質の伝統を感じる。
甲斐義光氏の長年の経験の中で生まれた心得なのだろう。
「本店調理師」と、あえて「本店」と書かれているところに、本店で調理をするならば生半可なこと許さない、という気合いを感じることができる。

これぞおぐらのチキン南蛮!その味は?

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そして運ばれてきたチキン南蛮!!

想像通り、寸分違わない見た目のものである。これぞ、長年の伝統と格式に基づいたグルメ。この地で超ソフィスティケートされた食べ物だ。

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鶏は胸肉なので、もも肉に比べると若干硬めでパサついている。そしてタルタルソースも見た目ほどコッテリしておらず、実に軽い。マヨネーズなんかより断然軽いのだ。

この軽さのあるタルタルソースと、ちょっと硬くてパサついた鶏肉の組み合わせが絶妙で、胃にもたれない。最後まで食べてもしつこくないのだ。
この絶妙なバランスが、おぐらの長年の伝統なのだろう。

チキン南蛮の本場宮崎で味わうチキン南蛮。本場ならではの説得力に満ちあふれていた。

味のおぐらチェーン おぐら本店の地図

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