天領うどん 本店 新生町店

宮崎北部で釜揚げうどんを食べるなら

うどん発祥の地・福岡をはじめ、九州には多種多様なうどん文化がある。
宮崎県の北部で発祥したうどんチェーン店「天領うどん」の本店は、日向市にある「新生町店」だ。

3つ連なった三角形の屋根が印象的な、天領うどん 本店

名物釜揚げ 天領うどん とある看板。
力強い筆文字に、うどんへの期待が高まる。

「感謝」とだけ書かれた石碑の存在感、抜群だ。

堂々とした入口である。

この猫のオブジェは一体!?

入口脇にはうどんの自動販売機が設置されている。

名前は「ど冷えもんNEO」

生麺やゆで麺、具材などがラインナップしている。

それでは入店してみよう。

宮崎県北のソウルフードと呼ばれて

天領うどんは、1966年の宮崎県日向市にて創業した7坪の釜揚げうどんの専門店をルーツとする。
その後、宮崎県北部を中心に支店やフランチャイズ店を増やしていく。
1978年に有限会社化、1982年にはこの本店を設立。本社機能とセントラルキッチンもここに集結させた。

1996年に本店の敷地内に手作りケーキの店「ビッグパパ」を開設し、スイーツの販売にも進出した。

2022年12月現在、宮崎県北部を中心に8店舗で運営されている。

入口にあるメニュー表。どのメニューもお手頃価格だ。

店内は広々としており、ゆったりと食事ができそうだ。

壁に掲げられた「この道」

 

この道
有限会社 天領うどん本店従業員心得
今私たちはこの世にあることを感謝し
働ける仕事があることに感謝し
来ていただけるお客様に感謝しよう
明るく朗らかに誠心誠意をもって接し
お客様に満足と心の安らぎを贈ろう
人の生きる基本である食を通して
世の中に奉仕できることを喜びとし
もってこの世を楽しく生きることと
人としての道を高めよう

「いつ歩きはじめたのか、この道こそ
天職と言う道、この道を歩こう」

 

良い事が書かれている…

消毒を促す「しょうどくたいし」とは!?

カウンターで食券を購入する。

天領うどん 本店のメニュー表。シンプルでお手頃価格なラインナップに心が躍る。

今回は「天領うどん」をオーダー!

360円というお手頃価格だ。

横では姉妹店の「ビッグパパ」のマドレーヌも販売されている。

おでんも販売されている。

おでんは全品110円とのことだ。

天領うどんオフィシャルキャラ「TENchan」

突然の、カーリング!?

細くて柔らかい麺と、優しい味のつけ出汁

そしてこれが「天領うどん」

これ以上ないほど無駄のないルックスだ。

うどんにしてはやや細い麺だ。
国産小麦とオーストラリア産小麦をミックスさせて作られているとのこと。

鹿児島の枕崎産の鰹節、北海道産の真昆布、宮崎産の干ししいたけを使ったつゆ。

浮かんでいるのは天かすではなく、天領うどんが独自の製法で作った揚げ玉
遠心力で油分を吹き飛ばしてるので、低カロリーなのだとか。

持ち上げて…

つゆにドロップ!!

細めの麺は柔らかさの中にモチモチとした弾力があり、讃岐うどんとはまた違った喉ごしが楽しめる。
そして、複雑な出汁の味がたのしめるつゆと、コロコロと丸い揚げ玉が、うどんの味をシンプルかつ高い次元にまで持ち上げてくれる。

360円にしてこの味が楽しめるというのがとにかく素晴らしい!
宮崎県北のソウルフードと呼ばれることの説得力、かなり高い。

販売コーナーではうどん・そばの生麺、佃煮や高菜などが販売されている。

横にはビッグパパの「天領のドーナツ」8個入りも販売されている。
8個入りで280円だ。

名物釜揚げ 天領うどん 本店
日向市で生まれ、今も日向市と延岡市という宮崎県北部を中心にチェーン展開する、天領うどん。
モチモチと喉ごしの良いうどんと旨味たっぷりの出汁の味を手軽に楽しめるお店だ。

敷地内には姉妹店である「ビッグパパ」がある。

天領うどんが手掛けるケーキ屋として、数多くのラインナップを取り揃えている。
また、店内で楽しむことも可能だ。

天領うどん、宮崎県北部に行ったら是非とも楽しんで欲しい。

天領うどん 本店 新生町店の地図

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