夾竹園 大塚本店

宮崎に根付く焼肉店

宮崎で最も知名度のある焼肉店、「夾竹園」(きょうちくえん)。
宮崎県内のあちこちに看板があり、宮崎を訪れた人なら誰でも一度は目にしたことのある名前かも知れない。
そんな夾竹園の本店は、宮崎市大塚町にある大塚本店だ。

大淀川沿いに建つ巨大な焼肉店。
夾竹園 大塚本店は、堂々とした存在感を放っている。

さすが宮崎県、宮崎牛が提供されるお店だ。

Yakiniku Restaurantとある通り、まさに焼肉レストランだ。

ランチは1,350円から…とお得な価格が提示されている。

夾竹園 大塚本店、それでは入店してみよう。

明るい雰囲気で楽しめる焼肉のファミレス!

夾竹園は1968年、宮崎市内に焼肉店として創業した。1980年には株式会社夾竹園として株式会社化。
創業以来宮崎県内で運営され、今なお宮崎県でのみチェーン展開される焼肉店である。
宮崎市内のあちこちに赤い看板が設置されており、宮崎市民の間ではおなじみの焼肉店だ。

2022年12月現在、宮崎県内に7店舗で運営されている。

入り口に掲げられた「黄金の風格 宮崎牛 極上の風味」と書かれたポスターに、肉への期待が高まる。

焼肉レストランらしく、店内は広くて明るい。
そして全てのテーブルに無煙ロースターが設置されている。

街に設置された看板のデザインと同様、真っ赤な表紙の夾竹園のメニュー表。
社団法人国際観光日本レストラン協会会員とのことだ。

ロース中トロ、特選カルビのセットが並んでいる。
それぞれA、B、Cセットでセット内容が異なっている。

サイドメニューには綾ひめたけチシャご汁がスタンバイ。
他の焼肉店ではあまり見ない顔ぶれだ。

綾ひめたけはいわゆるエリンギ。宮崎産、特に綾町産のものは綾ひめたけと呼ばれる。
チシャとはロメインレタスで、焼肉店で定番のサンチュもチシャの一種だ。
ご汁とは呉汁という宮崎県の郷土料理で、大豆を水に浸してすりつぶしたものをお汁にしたもの。

実に宮崎らしいラインナップだ。

こちらはランチタイムメニュー。

平日ランチだと、全てのメニューがリーズナブルな価格で楽しめる。

ミックス定食のAからCまで、ロースやカルビ、ホルモンなどがセットになっている。
肉の産地はさずかに宮崎牛ではないようだ。

宮崎牛を食べようと思ったら…?

別メニューで、ランチ用の宮崎牛セットのものがある。

スペシャルランチのS-AランチS-Bランチの2種類だ。

S-AランチとS-Bランチの違いは、宮崎牛特上カルビの分量のみ。
S-Aが150g、S-Bが200gとなっている。

今回は、S-Aランチをオーダー!

箸袋とお手拭きは夾竹園のシグネチャーモデルだ。

宮崎の地で、まろやかな宮崎牛を食べる至福の時間

まずはご飯ご汁が運ばれてくる。

ご汁は、いかにも郷土料理といった趣だ。

そしてS-Aランチの本体、宮崎牛のカルビ 150g

ザ・霜降り!!

これぞ本物の宮崎牛、特上のカルビだ。

付け合わせのキムチ(カクテキ)

そして綾ひめたけチシャも付いてくる。

夾竹園オリジナルのタレと、チシャに載せるための味噌。

このタレはやや甘くて、猛烈に食欲をそそられる味付けだ。

宮崎牛のカルビはとにかく柔らかく、口の中で溶けていくような食感が味わえる。
タレには少しだけ漬けて、肉の味をよく味わって食べるとその素晴らしさがよく分かった。

また、チシャに載せ、味噌、そしてテーブルの上に用意されたコチュジャンや生ニンニクもトッピングさせると、味がより立体的なものになる。

宮崎で長い歴史を持つ焼肉レストラン、夾竹園。
ファミレスのようなカジュアルな空間で、手軽に宮崎牛を食べたくなれば、是非ともおすすめだ。

夾竹園 大塚本店の地図

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