沖縄発!ポークと玉子で「ポーたま」
チャンプルーなど沖縄料理に欠かすことの出来ないポークことポークランチョンミート。
代表的なポークのブランドは「スパム」と「チューリップ」だ。
ポークを玉子焼きと共に挟んだおにぎりはポークたまごとして親しまれている。
ここ「ポーたま」は、ポークたまご専門のチェーン店として、沖縄県那覇市の牧志公設市場近くに1号店「牧志市場店」がある。
国際通りのむつみ橋交差点から、市場本通りの商店街を進み、にぎわい広場の方へ。
そこにあるポーたま 牧志市場店が、ポーたまの1号店だ。
暖簾にはシンプルに「ポーたま」と書かれている。
シンプルさを貫く立て看板のデザイン。
ここはテイクアウト専門店だが、近くにイートインスペースがある。
ではカウンターに行ってみよう。
沖縄のソウルフード「ポーたま」の世界
ポーたまは、清川勝朗氏が代表を務めるポーたま株式会社によって、2014年に1号店である牧志市場店を構えた。
清川勝朗氏は沖縄県内で18年にわたってカフェ「Cafe street」の経営を行ってきたが、新しい挑戦として、これまで無かったポークたまご専門店を作ることになったという。
この1号店は清川勝朗氏による手作業で作られた店舗で、カフェのマスターをしながらの大工作業だったという。
2017年には2号店として那覇空港の中にオープン。そこから徐々に店舗を増やしてく。
2023年3月現在、沖縄県内・福岡県内を中心に東京やホノルルにも進出し、全10店舗で運営されている。
ポーたま 牧志市場店のメニュー。
様々なバリエーションのポーたまがラインナップしている。
今回は、最もスタンダードな「ポーたま」をオーダー!
イートインスペースでじっくり食べる!
ポーたまはおにぎりなので持ち運んで食べることもできるが、牧志市場店にはイートインスペースがあるので使ってみた。
ポーたま 牧志市場店のイートインスペース。
店舗のすぐ近くにある。
店内にはテーブルと椅子が設置されている。
これがポーたまの「ポーたま」!
ドリンクも何も付けない単品、しかも最もシンプルなやつである。
包み紙にはポーたまのロゴと共にpork tamago onigiriとだけ書かれている。
中には作りたて、アツアツのポーたまが!
冷めた物を食べるよりも、作りたての物を食べる方が断然おいしい。
ポークたまごの専門店だけあって、シンプルながらも奥の深いポーたまの、美味しい部分をしっかりと感じさせてくれる。
ポーク、玉子、ともにフワフワで、海苔もしっかりとご飯にフィット。
これほど完璧なポークたまごには、なかなか出会えない。
沖縄のソウルフード、ポークたまご。
ポークたまごは、どこかのお店で販売されていたり、スーパーなどでも売られているが、それだけを販売する専門店は無かった。
清川代表は、沖縄のソウルフードであるポークたまごを世界に広げることが夢だという。
その第一歩の場所は、ポークたまごの聖地に違いない。