おむすびの専門店!?
おにぎりとうどんを中心に、広島市内で古くから営業する「むすび むさし」。
その本店である土橋店は、広島市中区榎町にある。
大通りに面しており、すぐに分かる存在感。ここがむすび むさしの本店である土橋店だ。
その歴史は長い
むすび むさしの1号店は「胡店」であり、八丁堀にある。
昭和33年に創業し、実に60年近い歴史を誇っている。
むすび むさしは、専属の「むすび人」が一つ一つ丁寧に手作りする自慢の「俵むすび」を中心に、2014年には累計で1億2千万個のおにぎりを作ったという、広島を代表するおにぎりの店であることはもちろん、「広島ブランド」に認定されるなど名実ともに広島のソウルフードだ。
おにぎり弁当も有名なので、弁当として食べたことのある人も多いのではないだろうか。
入り口にはサーヤさまこと元内親王紀宮清子さま、現黒田清子さまのご来店記念がある。
その隣には大型の壺も置いてあるので、いきなり圧倒される。
裏側の駐車場にはこのような看板がある。
むさし 土橋店は4階建てで、2階~4階は囲炉裏のある座敷席となっている。
野菜も販売されている。
店内にはEXILEや吉永小百合さんのサインが飾られている。
そしてもちろん、広島カープのサイン。
広島中、どこに行っても広島カープは愛されていることを感じる。
1階には囲炉裏を囲めるテーブル席がある。
おむすびを多彩に味わえる
こちらがむすび むさし 土橋店のメニュー。
様々なタイプのおにぎりと、麺類、丼物がラインナップされている。
ここでは「肉じゃんセット」をオーダーした。
そして運ばれてきた「肉じゃんセット」。
メインにおにぎり2つと焼き鮭、そして肉うどんの出汁に牛肉とネギを入れたものの組み合わせである。
メインのおにぎりはシンプルなものだが、これがとんでもなく美味い。
フワフワな米に、コクのある塩味。おにぎりってこんなにも美味い物だったのかと思わされた。
そしてこちら、肉じゃん。おにぎりを少し浸して食べるのも良し、そのまま食べるのも良し。
こちらも甘口で、良い出汁が出ており、素晴らしい。
おにぎりを浸す用の小皿が付いてくる。
こちら、「柚子ペッパー」。
どのように使うのか想像できなかったが、肉じゃんに少し入れると不思議。
ビシっと締まった味わいになって、最高のバランスに!
この組み合わせの素晴らしさを考えた人、天才。
おにぎりを中心に60年の歴史を刻む「むすび むさし」。その本店は今日も伝統の手作りおにぎりが提供されていた。