広島風つけ麺の専門店
広島人をアツくする2つの赤いもの。それは赤ヘルと、広島つけ麺のつけダレではないだろうか。
1950年代からご当地つけ麺として愛される広島つけ麺。その専門チェーン店である「ばくだん屋」の本店は、広島市中央区の新天地にある。
レトロな店構えを持つ、廣島つけ麺本舗 ばくだん屋 本店。
看板に「辛」とあるように、辛党の店であることが分かる。
中央通りから新天地のお好み村に行く道の角にある。
そんな広島風つけ麺のばくだん屋。
入店してみよう。
辛さも自由!トッピングのカスタマイズも自在なつけ麺
広島におけるつけ麺の歴史は、1954年に広島市に開店した「新華園」という店が、そのスタイルを生み出した店だ。当時は「つけ麺」とは呼ばず、「冷麺」と呼ばれていたのだとか。
2000年になり、有限会社JOPによって、広島つけ麺専門店「廣島つけ麺本舗 ばくだん屋」が創業。
1号店は中区富士見町のじぞう通りにあった(現在は閉店)。
その後はフランチャイズ展開を進め、2022年1月現在、広島に8店舗で運営されている。
店内の壁にはサイン色紙が敷き詰められている。
まいうーを発見すると、旅のボーナスポイントが1つ増えた気になる。
ばくだん屋のグランドメニュー。
基本のつけ麺の他、おにぎりやカキフライがセットになった「広島セット」、中華そばや担々麺もラインナップしている。
ばくだん屋の広島つけ麺について説明が書かれている。
のど越しつるつるの冷たい麺に
茹でキャベツ、キュウリ、そして
自慢のネギがたっぷりのっています。
これを秘伝の辛味を入れた特製
和風ダレで味わいます。
辛さの中にだしの旨み、甘みを
しっかりと感じることができます。
なお辛さの度合いは全く入らない
0倍からお客様のお好みに合わせて
調節できます。
辛さの表があった。
6から10が「ぶちうまゾーン!!」ということで、それ以上は「中々玄人だねぇ」「え、まじで?大丈夫?」と、お店側のテンションが微妙に下がっているのが面白い。
ばくだん屋は唐揚げも推しメニューである。
今回は「広島セット」をオーダー!
辛さはデフォルトの2で。
野菜モリモリのピリ辛細麺!広島セットで広島を満喫
しばらくして運ばれてきたのが、まずは「広島つけ麺」!
野菜の量がすごい!
真っ赤な漬けダレにはびっしりとゴマが浮かぶ。
どっさり盛られたキャベツの上に、さらにどっさり盛られたネギ。
煮抜きとチャーシュー。麺はこの下に隠れていて見えない!
野菜の下に隠れている麺は細麺で、これをザクッと持ち上げる。
漬けダレの中にダイブ!
キャベツ類と一緒に食べることで、食感が豊かになる。
2辛ではピリ辛程度で、辛さはまだまだ上方面に行けそうな予感。
モア・ゴマが欲しければ、どうぞ。
そして「広島セット」ということで、おにぎり、カキフライも。
なかなかのボリューム感だ。
広島のおにぎりといえば、むすび むさしが有名だろう。
そして広島の名産品である牡蠣まで一緒に楽しめるとは。
まさに広島満喫セットである。
野菜たっぷりの広島つけ麺と、ピリ辛の漬けダレ。
そこにおにぎり、カキフライまで楽しむ。
かなりの満足感と達成感を感じて店を出た。