釧路で美味しい寿司を食べたくなった時は…
北海道・釧路に発祥し、札幌や帯広、そして滋賀にもチェーン展開する回転寿司「鮨処なごやか亭」。
その1号店は、釧路市にある「春採店」だ。
釧路駅から東に3キロほどの所にある、春採(はるとり)。
日本で現在唯一稼働している炭鉱である釧路コールマインがあり、春採湖のすぐ近くにあるのがなごやか亭の1号店である春採店だ。
道東の回転寿司だけあって、釧路産・根室産のさんまを推している。
なごやか亭の歴史
なごやか亭は、それまで釧路市内でレストランや居酒屋を営んでいた株式会社三ッ星レストランシステムによって、1991年に開業した回転寿司店である。
その1号店は春採店であるが、2001年に春採地区の再開発により現在の場所に移転し、リニューアルオープンとなった。
2018年現在は札幌に9店舗、釧路に4店舗、帯広に2店舗、そして滋賀に2店舗と、北海道と滋賀で17 店舗にて運営されている。
春採店の店内は広く、余裕のある作りとなっている。
短冊のように掲示されている旬のメニューたち。
壁には「くしろの魚」についての掲示があり、学習できる。
三ッ星レストランシステムの福祉・地域支援活動についての掲示物。
なごやか亭の湯呑みは、シグネチャーモデルだ。
グラフィカルで分かりやすいメニュー
「春採」と大きく書かれた、なごやか亭 春採店のグランドメニュー。
釧路生まれ!釧路育ち!
まさに釧路に根付いた回転寿司チェーンである。
メニューの1ページ目には、なごやか亭 8つのこだわりポイントと、北海道らしいメニューが掲載されている。
全てのメニューがグラフィカルに掲載され、見やすく、迫力のあるメニュー。
北海道の回転寿司店は3貫セットが充実しているお店が多い。なごやか亭ももちろん充実している。
炙り系、手巻き系も。
サイドメニューの「ザンギ」がいかにも釧路であり、そのバリエーションの「ザンタレ」、そして「いも団子」「かぼちゃ団子」も北海道らしいラインナップだ。
旬のメニューはこちら。グラフィカルで派手な色彩が目を引く。
全てが美味そうだ。
タッチパネルの設置は無く、注文は用紙に手書きで行う。
新鮮な魚の数々、さすが釧路!
「旬鮮さんま」!!
さんまは根室産、釧路産が最高に美味いという。それは南下のためにプランクトンを食べて太ったさんまが一番最初に水揚げされる場所だから、ということだ。
このさんまはまさにそれで、脂が乗り、柔らかく、甘味のあるさんまである。
このレベルのさんまが手軽に食べられるなんて、幸せすぎる釧路・・・
「〆トロさば」!!
「サーモン」!!
「いくら」!!
こちらはなごやか亭の自家製だ。
ちなみに「こぼれいくら」というメニューがあり、それを注文すると店員さんがパフォーマンスをしてくれる。
こぼれいくらを頼んだら楽しいことに!
威勢の良い掛け声をかけ、太鼓を叩く!
「ヨイショー!」という掛け声ごとにいくらを盛っていく。
盛って、盛って、こぼれても、まだ盛る。まさに「食はエンターテイメント」である。
これぞこぼれいくらだ。
釧路発の回転寿司として人気を得て、北海道の道内だけでなく滋賀にも飛び地ェーンするなごやか亭。
釧路や根室をはじめ北海道の美味い食材を楽しめるのはもちろん、食はエンターテイメントというフィロソフィの元、楽しめる店づくりがなされていた。
釧路に行ったときには是非とも寄りたい。