札幌のランドマーク「時計台」を冠するラーメン店
北海道を発祥とし、全国で展開する札幌味噌ラーメンのチェーン店「味の時計台」。
その本店は、北海道札幌市にある「駅前通り総本店」だ。
本店であるここ「駅前通り総本店」は、札幌駅から徒歩10分のところにある。
入り口では木彫りの婆さんが鎮座している。どういう人なのだろうか。
店は地下にあるが、通りに面した入り口には有名人のサインが飾られている。
ススキノで生まれた味
味の時計台は1974年、創業者である志釜利行氏によって、ススキノ新ラーメン横丁に1号店を開店したところから始まる。
時計台とはもちろん札幌時計台のことだ。
1986年、3号店である「北5条店」の開業とともに、時計台観光株式会社を設立。
その後、北海道外や海外へも展開。2017年6月現在、現在北海道内に43店舗、北海道外に11店舗、海外には台湾・タイ・中国に3店舗で展開している。
ススキノ新ラーメン横丁の1号店はすでに無いが、ここ「駅前通り総本店」が味の時計台の総本店である。
まさに札幌ラーメンを代表するお店だ。
銅板のレリーフが飾られている。
ホタテバターコーンラーメンが目に飛び込んでくる。
入り口はらせん階段を降りた所にある。
店内の様子。カウンター席、テーブル席とあり、一人で入店しても手持ち無沙汰になることはない。
いろんなサインが楽しい店内
壁は数多くの有名人のサインが飾られている。
創業社長とのツーショット写真が、総本店の雰囲気を高めてくれる。
さかなクンにも大好評だったようだ。
北島三郎のポスターと貴重なお言葉が飾られている。
お土産コーナーもある。
やはりここは伝統の「味噌ラーメン」を
味の時計台のメニュー。今回は、伝統の「味噌ラーメン」(普通の味噌バージョン)をオーダーした。
創業者である志釜利行氏からのメッセージもある。
味の時計台のロゴが入ったグラス。
懐かしく、優しい味の味噌ラーメン!
そして運ばれてきた「味噌ラーメン」。
味の時計台伝統のメニューである。
少し甘みを感じる味噌味のスープは、同時にどこか懐かしさも感じる。
ススキノで飲んだ後、このラーメンが食べたくなるだろうな… そんな優しい味である。
なにより、素の味噌ラーメンというメニューなので、シンプルだ。それがいい。
そして麺はやや黄色い中麺で、味噌のスープとベストマッチングだ。
ススキノの新ラーメン横丁で生まれて40年以上。札幌の味噌ラーメンのスタンダードとして全国に展開する味の時計台。札幌駅にほど近いその総本店では、伝統の味噌ラーメンをじっくり味わうことができた。