函館の水産業者が営むグルメ回転寿司
新鮮な魚介類に恵まれた港町、函館。
数多くの寿司店や回転寿司店のある函館で、グルメ回転寿司として函太郎と人気を二分するのがここ、「函館まるかつ水産」だ。
その本店は、函館のベイエリアにある。
函館の人気スポット、ベイエリア内にある函館ベイ美食倶楽部の中の1棟が、函館まるかつ水産 本店となっている。
函館ベイ美食倶楽部は、函館の味を楽しめるグルメスポットだ。
ここが、函館まるかつ水産 本店。
味のある看板に雰囲気を感じる。
元々の煉瓦倉庫ともマッチしている。
それでは入店してみよう。
これぞ函館!を感じるラインナップに舌鼓
函館まるかつ水産は、函館の水産業者である株式会社 魚長食品が運営する函館ローカルのグルメ回転寿司チェーン店だ。
株式会社 魚長食品は1965年4月に函館市にて鮮魚や冷凍食品の小売業を開業したことをルーツに持ち、函館に大型の鮮魚専門店 はこだて海鮮市場を営む。また、函館の地ビールはこだてビールの醸造も行うなど、函館に根ざした多角的なビジネスを行っている。
回転寿司事業は、2005年に函館の回転寿司店「回転寿司いか祭」の経営を取得し、翌年2005年に「回転寿司 函館まるかつ水産」という自社ブランドにて新規オープンしたことが始まりだ。その1号店がこの本店である。
2023年10月現在、函館に2店舗、関東に4店舗で運営されている。
入口に掲げられたフィロソフィー。
まさしく、そうでありたい。
広い店内には、たっぷりのカウンター席とテーブル席が用意されている。
湯飲みはまるかつ水産のシグネチャーモデルだ。
本日のおすすめシート。
日替わり五貫盛り「とろ・きんき・八角・ぼたん海老・生うに軍艦」など、北海道のネタを中心にオススメされている。
こちらは本日入荷もの。
8月末なのに、もう生さんまが入荷していた。
本日のオススメはホワイトボードにも記されている。
オーダーはタッチパネルから行う。
トップページは、おすすめ握りから。
上記の五貫盛りに加え、北海道らしい個性的なネタがラインナップしている。
八角やほっけ、まさに北海道だ。
にしんを寿司ネタで食べることができるのも北海道という感じがする。
ウニも「蒸しウニ」「塩水バフンうに」「塩水ムラサキうに」と3種類がラインナップしている。
バフンうにがもっとも高級だ。
いくら3貫で495円というのはリーズナブル!
函館を訪れた人が函館の海の幸を心行くまま楽しめる
まずは「生ホタテ」!
大きなホタテがシャリに覆い被さる。
そして何より柔らかく、噛めば旨味があふれだす。
これは「活タコ」!
噛めば噛むほど旨味を味わえる!
新鮮なタコってこんな味わいなんだ…
「生ニシン」!
ネタの厚みが素晴らしい逸品。
「いくら」!
今日のMVPはこれ!
シーズンじゃない真夏なのに、いくらの弾力はバッチリ。
口の中でブチブチと音を立てる様子がよく分かる!
それにしても3貫で450円は最高だ。
「ほっけ」!
シャコシャコとした独特な食感が楽しい。
「生サーモン」!
こちらもネタに厚みがあり、食べ応え抜群。
「ねぎとろ」!
マグロならではの美味さをしっかりと感じ取れた。
えっ、こんなにマグロ、うまいの?
函館で水揚げされた活〆マグロを使っているのだそう。
ならば「大トロ」!
サシが細かく入り込み、脂身と旨味が口の中を駆け巡る。
たまらない逸品だ。
そして最後は「カニ汁」!
カニの足がごっそりと入っているダイナミックなカニ汁。
カニの出汁がかなり強く出ており、たまらない一杯だ。
函館を訪れた人は、函館の味を楽しみたい。
函館朝市で海鮮丼を食べるもよし、昼にはラッキーピエロでチャイニーズチキンバーガーを食べるもよし。
そしてやはり、回転寿司ではないだろうか。
函館まるかつ水産は、函館を100%表現したグルメ回転寿司。
ベイエリアの本店で、函館ネタの数々に食い倒れる夜も良いだろう。