紫色をした讃岐うどん店
岡山と兵庫を中心に17店舗を展開するうどんチェーン店「むらさき」。
その1号店は、岡山県備前市にある備前店だ。
むらさき備前店は、ショッピングモールのマイプラザの敷地内にある。
店名通り、看板の色も紫色だ。
多くの讃岐うどん店同様、セルフスタイルである。
それでは入店してみよう。
母体はガソリンスタンド ぶっかけ自慢の讃岐うどん店
岡山と兵庫を中心に17店舗を展開するうどんチェーン店「むらさき」。
1969年に岡山で石油販売業として創業した岸本株式会社が、1995年から展開するセルフ讃岐うどん店だ。
1号店である備前店は同社運営の「マイプラザ」に入居し、製麺所などのセントラルキッチンも併設されている。
創業当初は一般的な讃岐うどん店のラインナップだったが、2004年よりぶっかけうどんを加え、現在ではメニューの中心に据えている。
ぶっかけうどんは倉敷で発祥した岡山の名物だ。(発祥の地は諸説あるが、タレの濃い岡山スタイルのぶっかけうどんは倉敷発祥)
むらさき 備前店の店内は広々としている。
むらさきのグランドメニュー。
今回は「とろ玉ぶっかけうどん」をオーダー!
セルフ式なので、オーダーはこの大きなカウンターごしに行う。
天ぷら、おでん、おにぎり、薬味類はセルフだ。
天ぷらは豊富な種類が取り揃えられており、選ぶのも楽しい。
むらさきの全店舗マップが貼られている。岡山県と兵庫県にわたって展開されている。
コシのある麺と、ガツンと来るぶっかけのタレ
しばらくして調理が完了した、「とろ玉ぶっかけうどん」と「とり天」!
青ネギ、天かす、カツオ節はセルフでトッピングしたものだ。
太めの讃岐麺と、濃い目のつゆ。
フワフワのカツオ節と天かすもゴキゲンだ。
半熟玉子が付いてくる。
これを上にトッピングして、とろ玉ぶっかけうどんが完成!
美しい!
太めの讃岐麺が、濃い味のタレに絡む。
タレは甘めの味付けとなっている。
とり天もジューシー。作りたての熱々というわけではないが、もうこれで十分おいしい。
香川県と橋で繫がっている岡山県にも、数多くの讃岐うどん店がある。
讃岐うどん文化はもはや香川県だけでなく、その周辺県も巻き込んだものとなっており、こだわりの味が楽しめるのだ。
むらさきは岡山県生まれのセルフ式讃岐うどんチェーン店として、地元の方の日常利用を中心として愛されている。