回転寿司 力丸 最古店 姫路大津店

兵庫県の瀬戸内海沿岸部で人気のグルメ回転寿司

西宮、神戸、明石、姫路と、主要な都市が瀬戸内海に面する兵庫県。
その瀬戸内海沿岸部にずらりと店舗を構えるのが、グルメ回転寿司の「回転寿司 力丸」である。
その最古店は、姫路大津店だ。

「力丸」と力強く書かれたロゴの看板が目立つ。

ちなみに、力丸 姫路大津店の隣りにはスシローが!
さあ、どちらに入店するか、運命の分かれ道だ。

創業40年、県下12店舗。なかなかの老舗だ。
力丸は握りで勝負! とあるように、シャリロボットは使っていないという、イマドキの低価格回転寿司とは違うぜ宣言である。

それでは入店してみよう。

実は長い歴史を持つ回転寿司チェーン店

「回転寿司 力丸」は、創業者である福永博之氏により、1980年に「くるくる寿司」のフランチャイズとして兵庫県内に播磨店を創業したところからスタートする。
くるくる寿司は、回転寿司のレーンを製造している北日本カコーによる回転寿司事業で、回転寿司の元祖である元禄寿司が隆盛を誇った時代、まさかのレーン製造メーカーによって生み出された回転寿司ブランドである。(現在はほぼ絶滅している)

その後、くるくる寿司のフランチャイズから独立し、1988年には独自ブランドとして「すしプラザ」をオープン。
既存の店舗も次々とすしプラザへとリニューアルされていく。

2001年、グルメ指向の回転寿司へとリブランドをするために、新たに「力丸」「廻鮮漁港」へと店舗のリニューアルを行う。(現在は全て「力丸」に統一)

この力丸 姫路大津店は、1994年にすしプラザ 大津店として開業。その後、2002年に廻鮮漁港 大津店になり、2014年に力丸 姫路大津店となった。株式会社関西フーズが運営する回転寿司店としては、最も歴史のある店舗となる。

入口に掲示されたポスター。

玉子焼きを推す回転寿司は、何だか期待出来そうだ。

価格帯は110円から660円まで。あまり高額な皿は無い。

本日のお勧めボード。
冬の季節ならではのネタが美味しそうだ。

力丸のグランドメニュー。
300円以下のメニューが半分以上で、リーズナブルな価格設定になっている。

こちらは裏面。一品料理やお酒の類も充実している。

やはり気になるのはこれ「ほくほく手焼き玉子」

「前どれ」「朝どれ」の言葉について説明がなされている。
「前どれ」は目の前の海で採れた魚のこと、「朝どれ」はそのまま、その日の朝に採れた魚のことだ。

期間限定 北海寿司まつりの内容。
なかなか豪華だ。

オーダーはテーブルのタッチパネルから行う。

箸袋は力丸のシグネチャーモデルだ。

新鮮でボリュームのあるネタに舌鼓!

まずは「ほくほく手焼玉子」から!

とにかくデカい!
そして中にシャリが入っている。
これだけで満腹になってしまいそうなボリューム感だ。

そして冬ならではの「寒ぶり」

かなり大きなサイズのネタがたまらない。脂もたっぷりと載っている。
シャリは甘くなく、しっかりと酢が効いているタイプだ。

「北海道産にしん」

生にしんの寿司を北海道以外で食べられる機会はそう多くないだろう。
爽やかな噛みごたえと独特の味わいが印象的だ。

「北海道噴火湾産 こだわり店内仕込み〆さば」

これは何だか凄いぞ?
見た目の通りのボンバーなボリューム。
そしてビシィィィっと効かされた酢。
パンチのある〆さばだ。

「サーモンユッケ軍艦」

うずらの黄身が載せられ軍艦はすべからく全て癒やし系だ。
もちろんこれも。

「本マグロ大トロ」

寿司の王様、本マグロ大トロが登場!
舌の上で軽くとろけるような食感。まさに快感を司る神経がカンツォーネを奏でるようだ。

最後は「神戸牛炙り」

やはり兵庫県。ここは神戸牛で〆ておきたい。
さすがの神戸牛、もう肉の味の旨味が爆発している。
これが酢飯と一緒に口の中に入ってくると、あっという間に寿司ワールドになるのだから不思議だ。

店内には大きな生け簀もあり、ここからの魚も当然使われる。

兵庫のグルメ回転寿司、力丸
回転寿司が自由化する前、くるくる寿司の時代から寿司を握り続けて半世紀。
とびきりのネタを楽しめるグルメ回転寿司として、低価格系回転寿司とは全く違う世界を見せてくれるお店だ。

回転寿司 力丸 最古店 姫路大津店の地図

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