すし官太 1号店 砥堀店

兵庫生まれ兵庫育ちの老舗グルメ回転寿司

兵庫県を中心にグルメ回転寿司としてチェーン展開する「すし官太」
その1号店は、兵庫県西部の姫路市にある砥堀店だ。

兵庫県を南北に走る国道312号線沿いにあるすし官太 砥堀店

回転寿司 廻鮮 すし官太 の看板がよく目立つ。

それでは入店してみよう。

1979年創業、老舗回転寿司チェーン

すし官太は、株式会社カネミツ食品によって兵庫県を中心に運営される回転寿司チェーン店だ。

そのルーツは1979年、くるくる寿司のフランチャイズとして、姫路市内で初めての回転寿司として創業したところから始まる。
くるくる寿司とは、石川県の回転寿司コンベアメーカーである北日本カコーによって1978年から運営された回転寿司チェーン店で、当時の回転寿司界では元禄寿司に対抗する新しい勢力だった。
くるくる寿司のフランチャイズとして創業した場所がここ、砥堀店である。

その後、岡山の回転寿司チェーンとして数多くのフランチャイズ店を持っていたマリンポリスのフランチャイズ時代を経て、「すし官太」として独立。
グルメ回転寿司チェーン店として、兵庫県を中心に店舗展開を行っている。

入店すると生け簀が目に入る。(が、この時は何も入ってなかった)

皿は100円(税抜)から650円までのレンジだ。

すし官太のグランドメニュー。
焼き鯖やわらかステーキなどが珍しいかも。

裏側は中~高価格帯で、一気に賑やかになる。
はりま姫牛などは兵庫県ならではのネタだろう。

オーダーはタッチパネルから行う。
最近の回転寿司はもうほとんどがタッチパネルを導入している。

季節のおすすめに「特大蒸し牡蠣握り」など牡蠣関連のネタが並ぶのも、相生という牡蠣の産地を抱える兵庫県ならではのネタだ。

寒ぶりの季節だけあって、ぶりネタも充実。

テーブルには寿司醤油とあまだれが用意されている。それぞれすし官太のオリジナルだ。

ネタの新鮮さが素晴らしい!兵庫の味を満喫できる品々

1皿目は「ぶり握り」

大きなネタの迫力もさることながら、爽やかな噛み心地、臭みのない、旨味だけを感じられる処理。素晴らしい。
シャリは独特の粘りがあるタイプだ。

「特大蒸し牡蠣握り」

特大と銘打たれてるだけあって、デカい!
シャリを覆い被すような大きさの蒸し牡蠣の握りは、回転寿司ではなかなかお目にかかれないだろう。
たまらない一皿だ。

「真だらの白子軍艦」

冬の風物詩といえば白子。クリーミーな珍味だが、回転寿司で出される白子は痩せていることも多い。
そんな中ですし官太の白子はプリプリ!
期待以上だ。

そしてこれは「通風軍艦」

通風軍艦。どういうネーミングだ!
まあ、その名の通りこんなのばっかり食べてると尿酸値が爆上がりして通風になるだろうけども。
その内容は、いくら、雲丹、白子を軍艦として一気に食べるという罪なもの。
暴力的な旨さ、まさに通風一直線!

「はりま姫牛たたき風」

兵庫県の播磨地域で育てられた新しいブランド牛、それがはりま姫牛。
肉厚のローストビーフのようなネタをポン酢のジュレで食べる。
これも兵庫ならではの味わいだ。

「生サーモンチャンチャチャンチャン炙り」

長い名前だ!
要するに北海道の「チャンチャン焼き」スタイル。つまり、味噌で味付けをしたものだ。
大きな生サーモンがフワフワで柔らかく、そこにトッピングされた味噌が、まさに北海道を思わせるテイスト。

「ねぎとろ」!

やはり私はねぎとろが好きである。

兵庫県内だけでチェーン展開するグルメ回転寿司「すし官太」
くるくる寿司として始まり、マリンポリス時代を経て今に至る、歴史のある回転寿司店だ。

ネタの新鮮さやボリューム感もさることながら、兵庫県らしい食材や独創的なメニューも楽しむことができた。

すし官太 1号店 砥堀店の地図

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