ここは、肉だらけの宝島!
すき家やはま寿司、ココスを運営するゼンショーグループの焼肉レストラン「宝島」。
その1号店は、茨城県土浦市にある天川店だ。
土浦を走る国道354号線沿いにある、宝島 天川店。
ここが宝島の1号店である。
「宝島」の立体的な看板が、なんだかワクワクさせてくれる。
ここを一歩入れば、肉だらけのTAKARAJIMA…
心の中のBGMはT-SQUAREのTAKARAJIMAだ。
焼肉レストランと銘打ってるだけあって、焼肉店というよりファミリーを対象にしたようなレストランという雰囲気だ。
それでは入店してみよう。
ココスの新業態として始まった焼肉宝島
焼肉レストラン 宝島は1986年、ファミリーレストラン「ココス」の新業態として始められた焼肉チェーン店だ。
当時は、茨城県でココスを運営していた株式会社ろびんふっどによって運営されていた。
しかしながら2000年、ろびんふっどの親会社でスーパーマーケット事業を手掛ける株式会社カスミが、本業であるスーパーマーケット事業に集中するため、ろびんふっどは株式会社ゼンショーホールディングスへ売却、ココスと共に宝島もゼンショーグループとなる。
2006年にはゼンショーグループとして株式会社宝島が設立される。
そして2015年には、「宝島」「牛庵」「焼肉倶楽部いちばん」事業を統合する形で株式会社 TAG-1が設立され、現在に至っている。
2022年4月現在、焼肉レストラン 宝島は茨城県をはじめ北関東を中心に32店舗で運営されている。
入り口に掲げられた「宝島へようこそ」のポスター。マゼランやコロンブスを思わせる帆船が、焼肉だらけの島へ向かおうとしている様子だ。
店内は大きめのテーブル席が中心。
各テーブルには無煙ロースターが装備されている。
座敷席も用意されている。
テーブルメニューの見開きは、入り口にあったものと同様の、マゼラン号が肉の島に向かうものだ。
「スタンダードコース」
「宝島スペシャルコース」
「国産プレミアムコース」
と、3つあるコースの内容がグラフィカルに説明されている。
訪問時はランチタイムだったので、ランチセットがオーダーできた。
本日は「カルビ・やわらかハラミ定食」をオーダー!
オーダーは卓上のタッチパネルから行う。
ランチセットもタッチパネルからのオーダーだ。
なんと、どのセットにもドリンクバーとスープバーが付いてくる。
ドリンクバーの様子。基本的なドリンク類と、充実した紅茶コーナーがある。
こちらはスープバー。
この日は「ピリ辛スープ」と「わかめスープ」の2種類がスタンバイしていた。
ランチセットでも大満足のボリューム
運ばれてきた「カルビ・やわらかハラミ定食」!
ご飯、サラダが付いてくる。
肉厚のカルビと、脂身の多いハラミ。
サラダは大根を中心としたサッパリ系。
焼肉のタレは「甘口だれ」と「特製いちばんだれ」の2種類がある。
調味料として生ニンニクとコチュジャンの小袋も用意されている。
ランチ時間なのに、無煙ロースターで肉を焼く。
2種類の肉、どちらとも柔らかく、肉の味を存分に味わえる。
それを2種類のソースで楽しんでいると、なんだか優雅な気持ちになれる。
まさに気持ちは宝島!
さっぱりとした味わいの甘口だれに、コチュジャンを少しプラスするのが、好みの味であった。
茨城と千葉で長年に渡って愛される焼肉レストラン 宝島。
ゼンショーグループとなった今もローカルチェーン店でありつづけ、地元に密着するスタイルだ。
ちょっと手軽に焼肉を食べたい、でもガッツリたべたお腹いっぱいになりたいな…という気持ちの両方を満たしてくれる、まさに肉の宝島であった。