ベビフェといえば大盛り!?
大盛りのメニューが学生たちに人気のレストラン、ベビフェこと「BABY FACE Planet’s」。
その1号店は、京都市・伏見区にある「京都店」だ。
※閉店しました。
BABY FACE Planet’sの京都店は、カラオケやアミューズメント施設が一体になったメガドームドッセの敷地の中にある。
若者らが遊んだ後、ベビフェで大盛りのオムライスやパスタを食べるという流れが容易に想像出来る。
メガドームドッセとBABY FACE Planet’sの京都店は中で繋がっている。
奈良から始まったベビフェの歴史
BABY FACE Planet’sは、1979年に奈良で創業したBABYFACEというレストランをルーツとする。
そのBABYFACEのフランチャイズチェーンが、BABY FACE Planet’sと言える。
ここ、BABY FACE Planet’s京都店は、2002年3月にBABYFACEのフランチャイズ第1号店として開業した。
BABYFACEがオープンした当初は、パスタやピザを中心としたイタリアンのレストランだったが、時代が追いついて来ず、試行錯誤を繰り返してたどり着いたのは、ボリュームのあるオムライスやハンバーグだったのだという。
BABYFACE1号店の隣がサーフショップで、そこに来た若者達の間で噂となり、拡がっていったのだとか。
今でもBABY FACE Planet’sの代表メニューである「ふわふわ帽子のオムライス」や「ミックスジュース」は、そんな若者達の口コミによって拡がっていた歴史の中で愛されたメニューである。
ちなみに、BABYFACEの1号店であった奈良の新大宮駅付近の店舗は既に閉店している。
90年代の雰囲気が色濃く残るエモい店内
BABY FACE Planet’s 京都店の店内の様子。
店内に設置されたブラウン管のテレビ3台から、延々と90年代のJ-POPのPVが再生され続けている。
globe、シャ乱Q、華原朋美、hitomi、篠原涼子、浜崎あゆみ…
この選曲の雰囲気と店内の雰囲気が、絶妙にマッチ。
何だか90年代末か2000年初頭くらいの、お台場のデートスポットのような、やや最近の懐かしさを存分に浴びることができた。
BABY FACE Planet’s 京都店のメニュー。
ここは看板メニューである「ふわふわ帽子のオムライス」をオーダー。
サイズは
・セレブサイズ 1人前 250g
・Sサイズ 1.5人前 500g
・レギュラーサイズ 2~3人前 500g
・相撲レスラーサイズ 4~5人前 1000g
と4種類あることに着目。
一人なので「セレブサイズ」をチョイスしたが、1.5人前の「S」が「スモール」だとして、なぜ一人が「セレブ」なのかは分からないポイントである。グラム当たりの単価が高いからだろうか?
そしてSサイズとレギュラーサイズの重さが両方とも500gで同じというのは、表記ミスかも知れない。
ふわふわ帽子のオムライスを食べてみる
そしてこれが、BABY FACE Planet’s 京都店の「ふわふわ帽子のオムライス」である。
その名の通りふわふわの卵が柔らかく、そこにやや薄味で大量に食べても胃がもたれなさそうなデミグラスソースがたっぷりとかけられている。
セレブサイズということで、分量も一人分としては普通。とんでもない分量のが来るのではないかとビビっていたが、杞憂に終わった。
90年代のJ-POPを聴きながら、2000年代初期レトロを感じさせる店内で食べる、ふわふわのオムライス。
何だか10代や20代の頃に戻った気持ちにさせられ、そんな青春は送っていないし、当時ベビフェは一度も足を運んでいないというのに、妙に懐かしい気持ちになった。