韓丼 新堀川本店

京都発祥のコリアングルメチェーン

京都という土地は、数多くのB級グルメチェーン店を生み出している。
それは、観光客のイメージとは真逆といっていい。
ラーメン激戦区もあれば関西粉モン文化圏内でもあり、コリアンタウンまで擁する、多種多様な地。まさに味のダイバシティ。
そんな京都で生まれたカルビ丼とスン豆腐の専門チェーン店、それが「韓丼」だ。
1号店である新堀川本店は、京都市伏見区の新堀川通り沿いにある。

交通量の多い幹線道路の交差点にある、韓丼新堀川本店
カルビ丼とスン豆腐専門店と書かれているので、何のお店か分かりやすい。

京都名物 さっちゃんのカルビ丼 とある。
京都名物、そして「さっちゃん」とは一体!?

それでは入店してみよう。

カルビ丼とスン豆腐、どちらを食べるか。あるいは両方?

韓丼は株式会社やる気によって運営されている、韓国料理をファストカジュアル形態で楽しめるチェーン店。
そのルーツは、1988年に株式会社やる気の創業者である大島聖貴氏が祇園で創業した焼肉店「焼肉ほどり」だ。

1997年、焼肉チェーン「焼肉やる気」1号店である山科店を開業。
その後は焼肉チェーンとして店舗数を拡大していく。

2010年、焼肉やる気で提供していたスン豆腐やカルビを専門店として提供する新ブランド「韓丼」を立ち上げ。
その1号店がここ、新堀川本店だ。

ファストカジュアルスタイルで、オーダーしてからすぐに食べられること、素材や調理法にこだわったこと、オープンキッチンでダイナミックな調理風景も楽しめることなどが人気となり、2021年12月現在、全国に67店舗で運営されている。

入店すると、まずは食券機で食券を購入する。

丼、定食、スン豆腐、ビビンバなどから、オーダーしたいメニューを選ぶ。

こちらはスン豆腐のメニュー。
様々な具材のスン豆腐がラインナップしている。

今回は「ホルモンスン豆腐」をオーダー!

辛さやチーズなどのトッピングも自由に追加できる。

そしてカルビ丼のメニュー。
「カルビ丼 ミニ」をオーダー!

テーブルに用意されたメニュー表。
カルビ丼、スン豆腐、ビビンバの3つが基本だ。

店内に貼られたメニュー表。

スン豆腐はかなりの辛さにまで対応可能のようだ。
激辛好きはチャレンジしてみよう。

スン豆腐、本場韓国の味とある。唐辛子とニンニクパワーで免疫力が高まるとのこと。

新堀川本店が、テイクアウトWEBシステムが優秀だと表彰されている。

ただいま破竹の勢いで全国に店舗をオープンしている韓丼。

京都には名所がいっぱい。金閣寺、五重塔、稲荷大社…そして韓丼♡

名だたる観光名所の中に、韓丼が混ざる日も近い。

また、この女性は前述の「さっちゃん」
韓丼料理研究家、らしい。実在の人物なのかどうかは謎だ。

韓丼秘伝のタレは、さっちゃんが毎日手仕込みしてるとか。
さっちゃんの業務量、すごいぜ。

グツグツと煮えたぎるスン豆腐、肉の旨味が堪能できるカルビ丼!

あっという間に運ばれてきた、「ホルモン スン豆腐 2辛」
土鍋の中でグツグツと沸騰し、猛烈に湯気を立てている。

ファストカジュアル店でここまで熱々なものは珍しい。

やっとグツグツが収まってきたので食べてみよう。
当方猫舌なので熱いものは無理なのである…

やはり豆腐。良い感じに締まりのある木綿豆腐が、辛いスープとベストマッチ。
同じ辛い豆腐でも麻婆豆腐とは全く違う美味しさだ。

そしてホルモンも。
脂身の旨さが、噛めば噛むほど口の中に広がる。

こちらは「カルビ丼 ミニ」

肉は直火で焼かれており、こちらも熱々のままご飯の上に乗せられ、運ばれてくる。

脂身の多い牛肉と、コクのあるタレで、どんどん食べ進む!
ミニサイズでも十分満足をすることができた。

京都発、カルビ丼とスン豆腐の専門チェーン店、韓丼。
京都に根付くコリアンフードカルチャーへのリスペクトと、焼肉店がベースにあることの強み。
そして気軽に入れるファストカジュアル形態へのこだわりと、テイクアウトの充実。
韓丼の勢い、是非体験してみてほしい。

韓丼 新堀川本店の地図

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