京都に生まれた牛カツの専門店「勝牛」
牛カツの専門店として全国に展開する「牛カツ京都勝牛」。
その1号店は、京都市下京区にある「京都駅前」だ。
牛カツ京都勝牛は2014年にこの場所で1号店を創業した。
京都駅の至近、七条通りと烏丸通の交差点にも近く外国人観光客も多い土地柄、牛カツ京都勝牛 京都駅前はすぐに話題となり、連日のように行列ができる店となった。
翌年2015年には先斗町に「先斗町本店」を出店。
京都のイメージを色濃く残す先斗町にて、本店という扱いの店舗だ。。
その後は京都を拠点にしつつ、早いスピードで全国展開を行い、牛カツ店の店舗数としては最も多いブランドとなった。
2020年1月現在、株式会社ゴリップにより国内に62店舗、海外に16店舗で運営されている(FC店含む)。
フロア面積は広くはないが、カウンター席とテーブル席が用意されている。
カウンター席からは牛カツを調理している様子を楽しむことができる。
大きく「牛カツ」とだけ書かれたアートが楽しい。
牛カツを和食のスタンダードにしていくという志
牛カツ京都勝牛のグランドメニュー。
“牛カツの美味しさを世界中のお客様へ届けたい”
京都勝牛は、京都から日本全国へ、そして、世界へ積極的に展開しています。
いつの日か「寿司 -SUSHI-」「天ぷら – TEMPURA-」「ラーメン -RAMEN-」のように、「牛カツ -GYUKATSU-」が和食のスタンダードとして定着するように、日々牛カツの美味しさを追求し、一膳一膳を実直に提供して参ります。
牛カツというジャンルを和食のスタンダードにしていくという強い意志を感じるメッセージが記されている。
肉の部位説明と、牛カツの食べ方が紹介されている。
ページを開くと、レギュラーメニューのラインナップ。
もちろん全て牛カツだ。
今回は「牛ロースカツ膳」Mサイズをオーダー!
繊細さを感じる味作り!
しばらくして運ばれてきた「牛ロースカツ膳」Mサイズ!
調味料は左から「わさび醤油」、「山椒塩」、「牛カツソース」。
わさび醤油は、わさびを載せた牛カツに少し漬けて食べることで、牛肉の美味さを引き出せる味だ。
山椒塩はその名の通りシンプルな塩味で、ほぼ牛肉の味をそのまま楽しめる。
牛カツソースは濃い目のソースで、トンカツソースのようなビシッとした味つけが楽しめる。
そしてもう一つ「京カレー漬け汁」!
これは出汁が効いた和風のカレーソースで、ここに牛カツをドロップして食べてもよい。
ご飯、キャベツ、味噌汁はおかわり自由となっている。
心ゆくまで食べよう。
Mサイズでの十分なボリュームを感じる牛カツ。
赤身が中心ながらも食べると柔らかく、上品な印象がどこか京都らしい繊細さを感じさせてくれる。
京都発の牛カツチェーン、勝牛。
割烹料理店を参考に店作りをしたという勝牛は、京都発の新しい味を全国、そして世界に展開を続けている。
とんかつとはひと味違う牛カツの世界を、是非味わってみてほしい。