トマト&オニオン、通称「トマオニ」
ハンバーグを中心としたファミリーレストラン「トマト&オニオン」。
その1号店は京都府の舞鶴市にある、その名も「創業店」だ。
トマオニの歴史は舞鶴のカフェでスタート
トマオニの略称で呼ばれるトマト&オニオンの1号店は、そのまま「創業店」という店名で、創業時の姿のまま営業されている。
創業者の櫻木博氏は、1973年に舞鶴市にて「珈琲十番館」というカフェを創業した。
1979年、珈琲十番館でのノウハウを活かし、現在の舞鶴市の創業店の場所に「トマト&オニオン」を創業した。
その後順調に店舗数を増やし、ピーク時は全国に100店舗を越えるチェーン店となっていたことも。
後年、すかいらーくグループ傘下に入り、店舗の整理を行われ、2017年3月現在58店舗となっている。
この時に創業者である櫻木博氏の手からは離れ、現在に至っている。
なお2015年になって、櫻木博氏が新たにカフェ「桜屋珈琲館」を大阪の北浜に創業(2018年閉店)。1973年に舞鶴で「珈琲十番館」を創業した時のコーヒーに対する熱い想いを再び蘇らせたというカフェである。
入り口横のウインドウには、創業時の懐かしい写真や、他店舗の写真などが飾られている。まさに創業店の趣がある。
雰囲気のある店内
店内はアーリーアメリカンな雰囲気で統一されており、ハンバーグへの気分が盛り上がる。
トマト&オニオン 創業店のメニュー。昼時だったので、日替わりのランチメニューも用意されていた。
今回は、「イタリアンハンバーグ」をオーダー。
黒いカレーが美味すぎるのです
スープバー、ライスバー、そしてカレーバーが付いているのがトマト&オニオンの特徴である。
カレーも特徴のある黒カレーだ。
テーブルには塩、コショウ、シーズニングが置かれている。
肉汁がどんどん溢れ出るハンバーグが最高
トマト&オニオン 創業店の「イタリアンハンバーグ」。
トマト&オニオンオリジナルのプレートに載せられた、ふわっと柔らかくて肉汁あふれ出るハンバーグの上に、トロトロのチーズと、これまた柔らかくてジューシーなトマトの組み合わせがたまらない!
トマトソースとハンバーグの相性もバッチリで、トマト&オニオン長年の伝統を感じさせてくれる。
京都北部の舞鶴市からスタートしたハンバーグレストラン、トマト&オニオン。
すかいらーくグループとなっても創業店は創業時の姿のまま、暖かい雰囲気に溢れていた。