コーヒー消費量日本トップの京都にある老舗
京都は本当にカフェが多い。なんでも、一世帯あたりのコーヒー消費量は日本トップである。
京都人はカフェや喫茶店が大好きだし、当然家でもコーヒーを飲みまくるのである。
そんな京都のローカルカフェといえば「からふね屋珈琲」。その本店は、河原町三条にある「三条本店」だ。
河原町三条交差点のすぐ近くにある「からふね屋珈琲 三条本店」。
しかしながら、ここはからふね屋珈琲の1号店ではなく、主にカラオケボックスを運営する「株式会社鉄人計画」が、2006年に新規にオープンさせた本店である。1号店ではなく、フラッグシップ店という位置づけだ。
紆余曲折あるからふね屋珈琲の歴史
では、からふね屋珈琲店の歴史はというと、1972年に京都の下鴨にて創業した喫茶店をルーツとし、1980年に「からふね屋珈琲」と屋号を変更することで、その歴史が始まっている。
しかし90年代に入り、時代の流れに対応する中で、セルフスタイルのカフェという新業態の店舗を出店させていく。
しかし、それらの新業態店舗は独立し、「ホリーズカフェ」というチェーン店で営業を続けている。
そして残った「からふね屋珈琲」はカラオケボックスを運営する株式会社鉄人計画に売却され、営業を続ける。
そして2016年、株式会社ジェイアール西日本フードサービスネットに売却される。今後は、JR西日本の駅の中にカフェとして出店する戦略があるのだという。
変態パフェの数々
そんな紆余曲折あるからふね屋珈琲だが、何と言ってもパフェが面白い。
パフェ!
パフェ!!
パフェ!!!
パフェ!!!!!
パフェパフェパフェパフェパフェパフェ!!
なんと200種類ものパフェがあるという、狂気のカフェでもある。
古都・京都の雅な空気の中で、ひとときのくつろぎを上品な淹れたてのコーヒーで。
そして狂気のパフェもラインナップ。
この二面性こそが京都の本質そのものなのではないだろうか。
「最強エビフライ」とか、何を考えているのか。
とにかくからふね屋はパフェなのだ。
でもコーヒーも美味しく、落ち着けます
からふね屋珈琲 三条本店の「からふねパフェ」。最もベーシックなパフェである。
ベーシックとは言え、ぎっしり詰まったアイスとクリーム… 全く侮れない。
京都の歴史あるカフェ文化の中で、老舗とも言えるからふね屋珈琲。
静かにコーヒーを飲むも良し、狂ったようにパフェを食うも良し、それもまた京都である。