志津屋 本店

志津屋 本店

京都はパンの街って知ってましたか?

京都にはたくさんのパン屋がある。
そしてパンの消費量も全国一位になったことがあるほど、パンを愛する県民性だ。
そんな京都ローカルで、老舗のチェーン店のひとつ「志津屋」(シズヤ)
本店は右京区山ノ内にある。

地下鉄東西線 太秦天神川駅近くにある志津屋が本店だ。

右隣の敷地には本社と工場を構えており、ここで作られたパンが京都中の志津屋に配送されていく。

戦後すぐに創業した京都の老舗

志津屋の歴史は長い。
そのルーツは1948年、創業者である堀 信氏の個人商店として、パンと洋菓子の店を河原町通六角下ルで創業したのが始まりだ。
その3年後である1951年には「志津屋」として起業
1号店である「四条店」を河原町蛸薬師下ルにオープンされたのが、今の志津屋の1号店となる。
1982年には現在の場所に本社と工場を新設した。

2019年1月現在、京都府内で22店舗で運営されている。

ちなみに志津屋という名前は、創業者である堀氏の奥様が「志津子」という名前で、そこから頂いたとのことだ。

人気メニューを食べ尽くせ!

志津屋と言えばなんといっても「カルネ」だ。

本店の中は広く、ゆったりとしたスペースに多くのパンや洋菓子が並べられている。

イートインコーナーもある。
隣にある工場から運ばれたばかりの出来たてのパンをすぐに食べることができる志津屋は、本店だけだ。

志津屋の名物パンといえばこれ「カルネ」

志津屋全店で1日に5000個も売れており、まさに京都人のソウルフードと言われているカルネは、創業者である堀氏らがドイツにパンの視察に行った時、ミュンヘン中央駅の構内でカイザーゼンメルを用いたサンドイッチと出会った時にインスパイアされて産まれたのだという。

こちらは「カスクート」。フランスパンの中にボンレスハムとプロセスチーズがサンドされたものだ。

そしてやはりこれ。「元祖ビーフカツサンド」
70年以上の歴史を持つ志津屋で、創業時から変わらない味を提供し続けているという逸品だ。
オリジナルのソースは企業秘密なのだとか!

まだまだ多くのパンが並べられているので、代表的なものを紹介していきたい。

そのパン、一つ一つに歴史あり

これは「ニューバード」!

なんと、京都のご当地パンである。

そのルーツは昔、「京都パン連合」の加盟店で共通に売れる独自のパンを作ろうということがあり、そこに加盟していた「バード」というパン屋さんが開発した新しいパンということで、「ニューバード」と名付けられたという。

カレー生地の中にウインナーが挟まれた揚げパンだ。

これも志津屋永遠の人気メニュー「たっぷりクリームパン」!

こちらはオリジナルのルーを挟んだ「志津屋ビーフカレーパン」!

中にキャラメルクリームを挟んだ「ホワイトキャラメルロール」も長寿メニューだ。

「京都ラスク」なるラスクも販売されている。メープル味もある。

イートインコーナーで作り立てのパンを食べよう

それでは志津屋本店のイートインスペースにて、工場作りたてのパンを味わってみたい。
お手ふきは志津屋シグネチャーモデルだ。

紙ナプキンも志津屋のロゴ入りである。

「志津屋ビーフカレーパン」!
ビーフカレーパンなどの総菜系のパンは、オーブンで温めてもらえる。
こちらは温めてもらったばかりの様子。
アツアツなパン生地に、少しスパイシーなカレールーが最高だ。

そしてこれが「カルネ」!
カルネも同様に温めてもらえる。
外のフランスパンの生地がカリっとして、噛み応えは最高だ。

中はハムと玉ねぎという極めてシンプルな構成なのだが、それ故に奥が深い味わいになっている。
京都で長年にわたって愛される味は、シンプルそのものだ。

こちらは「カスクート」!
温めてもらったので中のチーズは柔らかくなり、フランスパンの生地はカリっと締まっている。
とはいえ、あまり固い生地ではないので、サクサクと食べることができる。

ミニサイズだが「元祖ビーフカツサンド」
一口サイズだが肉厚のカツを存分に楽しむことが出来る。

そしてこれが「ニューバード」!
これらの中では最もB級感を感じることができるパンだろう。そしてどこか素朴で懐かしい。
京都で生まれた京都ローカルのパンだ。

京都の老舗パンチェーン店「志津屋」。
カルネやカツサンドといった人気メニューは世代を超えて愛され続けており、京都に行ったら志津屋のカルネを食べたいと言う人すら多いのだとか。
少し気取った街の気取らないパン屋として、これからも京都のソウルフードであり続けて欲しい。

志津屋 本店の地図