餃子の王将 1号店 四条大宮店

餃子1日200万個!食は万里を超える

ボリュームと安さ、そして店ごとにある個性で、今や全国的な人気を誇る「餃子の王将」
近年は関東圏での人気に火がつき、行列店も出てきた。
そんな餃子の王将の1号店は、京都市の四条大宮にある「四条大宮店」だ。

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阪急電車の四条大宮駅を降りて、四条大宮交差点の北西角に位置する餃子の王将 1号店四条大宮店
4階建てのこのビルまるごと餃子の王将である。

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看板には1号店との表記がある。
他店舗には「○号店」と書かれたものは無いので、これは1号店だけのスペシャル仕様である。

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そして聖地たる由緒正しい1号店の証して、餃子の王将 発祥の地と書かれたレリーフがある。
餃子の王将はまさしくここから始まったのだ。

餃子の王将は、1967年のクリスマスイブの日に、ここ京都の四条大宮にて創業した。
当初は創業者である故・加藤朝雄氏の個人商店として創業した餃子の王将だったが、京都市内に店舗出店を進めていき、1974年には株式会社王将チェーンとして法人化する。

その後も関西を中心として出店攻勢をかけ、1987年は回転寿司市場に参入。
餃子の王将の店舗内に回転寿司のフロアを設けたり、さらには「いけすの王将」として和食レストランも開業させるが、それらは2000年代にほとんど閉店している。

1990年には現在の法人名である株式会社王将フードサービスとなり、全国展開が本格化する。

2019年12月現在、全国で730店舗程度に運営されている。

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この四条大宮店は、朝の8時まで営業してる(取材当時)というから驚きだ。
ほぼ24時間、いつでも餃子が食べられる。

かつての四条大宮1号店の建物

この四条大宮店は2009年にリニューアルオープンしたもので、まだまだ新しい。

それ以前は、この場所には大宮東映劇場という映画館があって、その横のスペースに大宮東映劇場から間借りするという形で餃子の王将 旧・四条大宮店があったのだ。

これは2004年4月大宮東映劇場の閉館前、現役営業時を撮影した写真である。

大宮東映劇場は1961年に開館した映画館だ。
そして餃子の王将の創業は1967年。
大宮東映劇場が開館してから6年後に、この場所を間借りして創業したのである。

その大宮東映劇場は2005年4月に閉館した。
2008年まで、映画館は閉館したまま餃子の王将の営業だけが続けられた。

餃子の王将 旧・四条大宮店が映画館の敷地内にあったことが分かる。

2004年撮影

その店舗スペースは決して広いものではなく、まさに創業時の空気を思わせる店舗だった。

2004年撮影

当時の店舗前に置かれていた代表的メニュー。
少し値段は変わったが、現在の代表的メニューと何ら変わりはない。

2004年撮影

餃子の王将 旧・四条大宮店の入り口ドア。
外から厨房の活気が見て取れる。これぞ餃子の王将スタイルだ。
これは、中華料理を出来たてで提供するといったコンセプトに基づくもので、餃子の王将では全店舗がオープンキッチンスタイルとなっている。

2004年撮影

1階フロアはカウンターのみの構成となっていた。

2004年撮影

2階フロアはテーブル席の構成となっていた。


2004年撮影

これが餃子の王将 旧・四条大宮店での麻婆豆腐餃子
現在と何一つ変わらないルックスだ。

2004年撮影

麻婆豆腐は餃子の王将ならではの和風なJ麻婆豆腐といった趣で、

2004年撮影

餃子はよく焼けており、ジューシーで絶品であった。
以上、今は無き、餃子の王将 1号店 旧・四条大宮店の写真である。

1階から3階まで、全てが餃子の王将

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さて、現店舗に話題を戻そう。
現店舗の1階フロアの様子だ。

1階フロアは厨房とカウンター席のみとなっている。
カウンター席からは厨房の様子が楽しめる。これも餃子の王将の醍醐味だ。

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中華鍋から突如上がる火や、手際よく焼かれる餃子の様子などは、見ていて楽しい。

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餃子の王将オリジナル掛け時計。
「今何時?」「そうね八宝菜時!」といった餃子の王将時間遊びができそうだ。
餃子の王将ファンは一家に一台欲しいのではないだろうか。私は欲しい。

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四条大宮店は4階建てで、エレベーターもある。
しかし4階は従業員事務所となっているので入らないように注意しよう。

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3階は座敷席となっている。

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2階はテーブル席だ。

微妙にジャンボサイズ?1号店の焼き餃子を食べる

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そしてこれが、餃子の王将1号店 四条大宮店焼き餃子である。
店舗ごとに微妙に違う餃子の王将であるが、四条大宮店の餃子は具がボリューミーで、餃子自体も心持ちすこし大きい。焦げ目もカラっと堅めになっており、コントラストがはっきりした味わいだ。

餃子の王将の発祥の地。四条大宮にある1号店。
王将好きならば一度訪れてみるのもよいだろう。

追記 餃子の王将からの暖簾分けチェーンも

餃子の王将から暖簾分けしたチェーン店がある。
それは「大阪王将」「鹿児島王将」の2つだ。

大阪王将について

大阪王将 道頓堀本店

大阪王将は、王将フードサービスの創業者・加藤朝雄氏と親類にあった文野新造氏が、餃子の王将から暖簾分けされる形で、大阪市都島区京橋にて創業した大阪王将がそのルーツとなっている。

しかし後年になり京都に出店したことで本家の餃子の王将と「餃子の王将」という商標使用権を巡った裁判となり、1985年に現在の「大阪王将」になることで落ち着いたという経緯がある。

運営会社は株式会社イートアンドで、王将フードサービスとは別会社である。

鹿児島王将について

餃子の鹿児島王将 1号店 中町店

鹿児島 餃子の王将は、餃子の王将以外で、餃子の王将という商標を唯一使えるチェーン店である。
そのルーツは、餃子の王将に勤めていた稲森豊実氏の親族が、南九州地方での出店を許されて独立したことに始まっている。
稲森豊実氏京セラ名誉会長である稲盛和夫氏の実弟だ。

鹿児島出身の稲盛和夫氏は餃子が大好物で、鹿児島にも餃子の王将を…ということで出店が許可されたのだとか。
現在、稲森豊実氏は鹿児島王将の代表取締役となっている。

そんな縁もあり、京セラは創業店舗である中町店に「京都セラミック」の社名が入った鏡を寄贈している。
鹿児島 餃子の王将は、鹿児島王将株式会社によって運営されており、王将フードサービスとは別会社である。

餃子の王将 1号店 四条大宮店の地図