道頓堀にギラギラと輝くド派手な巨大餃子
焼き餃子をメインに、幅広く中華のラインナップを提供する「大阪王将」。
かつては餃子の王将とのれん問題(名称を巡る訴訟)もあったが、完全に別の会社の店として認知されて久しい。
そんな大阪王将の本店は、道頓堀にある「道頓堀本店」だ。
かに道楽などのド派手な飲食店が建ち並ぶ道頓堀の中で、巨大な餃子オブジェがあしらわれた大阪王将の本店もまたひときわ目立つ作りとなっている。
ここは道頓堀本店であるが、2012年のオープンしたばかりの新店舗だ。つまり、旗艦店としての本店である。
1号店は1969年、京橋駅近くにオープンした。
大阪王将の京橋店は今も存在するが、現在では特に1号店として扱われているわけではない。
道頓堀に本店を構えるチェーン店は多い。
1号店でなくても、旗艦店として道頓堀に本店を出す。華のある場所だからだ。
かに道楽、ぼてじゅう、道とん堀(旗艦店)、神座などだ。
ビリケン様も鎮座しておられる。
入り口すぐの所には厨房が
間口は狭いが、奥行きのある店内。1階はカウンター中心となっている。
1階のカウンター席では目の前が厨房で、迫力の調理を見ることが出来る。
こちらは2階の様子。
調理の様子の写真が飾られ、雰囲気のある空間となっている。
階段を上がるごとに大阪王将の歴史が分かる
建物は4階建てで、2階は少人数向け、3階はグループ向け、4階は宴会場という作りになっている。
面白いのは階段で、
昇る毎に、大阪王将の歴史が分かるようになっている。
このようなディスプレイがされている。
謎の餃子マンもお迎えしてくれるのだ。
2002年から始まった新・大阪王将ブランド
歴史のある大阪王将だが、2002年に新宿店をオープンさせてからがブランド再構築の転機だったという。
そんな「新・大阪王将」コンセプトのど真ん中がこの道頓堀本店であり、まさに大阪王将の目指す理想の姿を体現している。
道頓堀本店の焼き餃子。
フカフカとしていて柔らかく、細身なので食べやすいが、中身の密度は高めで、ガッツリとした食感が残る。
道頓堀の真ん中のド派手な餃子を見たら、それは大阪王将の本店。
是非、餃子を食べてみて欲しい。