仙台と言えば牛タン、牛タンと言えば仙台!
仙台の名物と言えば牛タン。市内には数多くの牛タン専門店がひしめくが、中でも人気店の一つが「利久」だろう。
その1号店は仙台市の泉区にある「泉本店」だ。
地下鉄南北線・八乙女駅から徒歩5分にある「泉本店」が、利久の1号店である。
仙台中心部と違って観光客はまず来なさそうな、閑静な住宅地のような雰囲気の中にある。
「Origin of RIKYU」と、ここが利久の1号店であることを力強く主張する。
利久の歴史はここから
利久は1988年2月に創業し、ここ「泉本店」を開業した。
1990年にはたんや利久有限会社を設立、2006年には株式会社利久へと商号変更している。
2017年3月現在、全国に57店舗を展開する一大牛タン専門チェーン店である。
ここ泉本店は2012年に泉分店と統合して、リニューアルオープンした店舗だ。そのため、とても新しい。
ちなみに仙台駅の周辺に「東口本店」と「西口本店」もあるので、本店は3つ存在している。
店内はテーブル席とカウンター席がある。
カウンター越しに牛タンを焼いている様子を楽しむことが出来る。
利久のメニュー。牛タン定食は永遠のスタンダードだ。
利久はカレーやシチューも充実している。
そして牛タンだけでなく、刺身の造りもラインナップしている。
利久は牛タン専門店だが、居酒屋としての側面もあるのだ。
入り口には生け簀が設置されている。
利久オリジナル湯飲み、オリジナルお手ふき、オリジナル箸袋を前に、牛タンへの期待がMAXまで高まる。
肉厚でジューシーな牛タンが堪能できる
「牛タン定食 3枚6切」が運ばれてきた。
アツアツの牛タンと、麦飯、そしてテールスープのセットが、利久の定食である。
牛タンは肉厚で、噛み応えと共に染み出す肉汁の美味さが存分に味わえる。
漬け物と交互に食べることで飽きが来ない。
シメにはテールスープ。中にテールがゴロゴロと入っており、良い出汁を出している。
牛タン激戦区の仙台において圧倒的な店舗数を誇り、今や日本全国にチェーン展開をしている仙台発祥の牛タン専門店、利久。
仙台で古くから食べられている牛タン。その本場の味を全国に広めたお店の1号店は、観光客が多く訪れる街中の利久とは異なり、地元の方々が中心の、日常的な雰囲気があった。
今度は是非、カレーとシチューも注文してみたい。