浜松餃子もしっかり楽しめる中華レストラン
静岡県を中心に展開する中華レストラン「五味八珍」。
そのファミリーレストランとしての1号店は、静岡県浜松市東区にある「天王店」である。
五味八珍は、1970年に創業者の渡瀬淳三氏によって浜松市上島町に餃子のテイクアウト専門店として創業したものをルーツとする。
その後、1977年に中華ファミリーレストラン直営1号店として、この天王店をオープン。
現在は株式会社五味八珍により、静岡を中心に直営43店舗、FC7店舗の計50店舗で展開している。
ここ天王店は、東海道線の天竜川駅から約2キロの所に位置している。
「ラーメン」や「麺」と書かれた看板が目立つ建物だ。
ゆったりとした店内だが、気分を盛り上げる装飾にぬかりがない
敷地も大きく、店内もゆったりとした広さがある。
中華レストランだが、店内の雰囲気は和風だ。
カウンターの上には無数の五味八珍の提灯が並んでいる。
店内に掲げられた「ラーメンの詩」。食べる前に読んでおきたい。
千社札デザインの内装。
「ザ・強火」!! やはりここは中華料理屋さんであった。
「心のおもてなし」を掲げる五味八珍の、お母さん方への優しい心遣い。
五味八珍のオリジナル紙お手ふき。
毎月8日~14日は「浜松餃子の日」ということで、餃子が安くなるキャンペーン期間である。
中華料理はフルメニューがラインナップ
五味八珍のメニュー。
なんと言っても浜松餃子である。ここは餃子消費量日本一の座を宇都宮と争っている浜松だ。
ラーメン、焼きめしなど一般的な中華料理のメニューも揃っている。
四川風麻婆豆腐、エビチリ、蟹チャーハンが復活したのだという。
オーダーした「名物 焼餃子 6個」が運ばれてきた!
焼きたてで熱々の餃子。食べてみると、嫌な部分が一切無い、ひたすらプレーンな味!
食べ終わると挽肉の感じが口の中にふんわりと優しく残る。
続けて「四川風麻婆豆腐」もオーダー。どちらかと言えば広東風という見た目で、ほとんど辛くなく、マイルドでうま味を感じさせるテイストであった。
浜松餃子を食べられるカジュアルな中華料理店として静岡の西部を中心に展開する中華レストラン、五味八珍。
オーソドックスな味だが、しっかりと美味しい。プレーンで飾り気の無い浜松餃子のスタンダードといったところだろうか。