静岡ローカルのとんかつ専門チェーン店
静岡県を中心にとんかつ専門のチェーン店として展開している「かつ政」。
その1号店であり本店は、静岡県富士市にある「富士岡店」だ。
岳南電車の岳南富士岡駅から徒歩5分ほど。
「かつ政」の大きくて黄色い看板が目に入る。
昼時ともあって、たくさんのお客さんで賑わいを見せていた。
入り口のディスプレイ。具体的な価格などは書かれておらず、インテリア的なものとなっている。
ディスプレイにあったポエム。
嬉しい笑顔の 輪が出来る
こだわりとんかつ かつ政ファミリー
みんなでサクサク いただきます
美味いとんかつ さあどうぞ
お口が喜ぶ サクサクパン粉
ジュワーと広がる 柔らかお肉
ほんのり甘みの ホクホクご飯
お腹が欲がる シャキシャキきゃべつ
こだわりのロース肉を食べよう!
かつ政は、1971年に創業した「和食処まさご」を運営するまさごグループによって、1995年にオープンしたとんかつ専門店だ。
そのルーツはさらに遡り、1958年に、現代表である秋山俊雄氏の祖母が開店させた「まさご食堂」をルーツに持つという。
かつ政は2020年11月現在、静岡県を中心に7店舗で運営されている。
店内は広くゆったりとした作りで、明るい雰囲気となっている。
店内にもレストラン書道アートが!
少し暗号じみているが、とんかつ気分を盛り上げてくれる。
かつ政のグランドメニュー。
表紙には最も推されている「ふじの国ポーク」が。
「フジヨーク」・「フジザクラ」・「シンシュウL」という豚肉を三元交配したという銘柄豚だという。
今回は「ふじの国ポーク」80gをオーダー!
ノーマルのロースかつ、ヒレかつと、とんかつ一色のページが続く。
レディースセットや鍋、かつカレーなんかもある。
かなり大きな海老フライもラインナップ!
箸袋はかつ政のシグネチャーモデルだ。
超絶柔らかくてジューシー!ふじの国ポークはひと味違った
オーダーすると、先にお漬物が運ばれてくる。
そして次に胡麻!
とんかつを待つ間、胡麻をスリスリとすりつぶして、ここにソースを注ぐのだ。
ソースは甘口と辛口の2タイプが用意されている。
そして運ばれてきた、「ふじの国ポーク」80g!
なんと、キャベツ、ご飯、豚汁、漬物はおかわり自由!!
これがローカルブランド「ふじの国ポーク」!
80gではあるが、十分味わえそうなボリュームだ。
肉厚で、噛むとシュッと柔らかく噛みきれるようなソフトさ。
そして甘みのある脂肪分の美味しさ。
ふじの国のロース、とてもクオリティが高い!
ご飯は玄米をチョイス!
コシヒカリも選ぶことができる。
そしてとろろ芋も付いてくる!
これが豚汁。
とんかつ屋の場合、「赤だし」か「豚汁」であることが多いが、個人的には豚汁で〆るのが好きだ。
本格的なとんかつと、おかわり自由の定食セット、それらをリーズナブルな価格で楽しめる、静岡ローカルのとんかつチェーン、かつ政。
特に「ふじの国ポーク」の柔らかさは絶品だ。
静岡のとんかつは、是非かつ政に行ってみてほしい。