EDIYA COFFEE 1号店 ソウル中央大学店

韓国で最も店舗数のあるカフェチェーン

韓国には多くのカフェがある。
グローバルなスターバックスコーヒーはもちろんだが、韓国国内で展開するカフェチェーンの多さが目を見張る。
そんな韓国で2023年現在、最も多くの店舗数を誇るのがここ「EDIYA COFFEE」(イディヤコーヒー)だ。
その1号店は、ソウル市内にあるソウル中央大学店である。

地下鉄フクソク駅からソウル中央大学に向けて徒歩10分ほど。
大学の向かいにあるEDIYA COFFEEがその1号店であるソウル中央大学店だ。

向かい側にはソウル中央大学の広大なキャンパスが広がる。
当然、多くの学生が歩いている。

EDIYA COFFEE、韓国では最も店舗数の多いカフェチェーンだという。

それでは入店してみよう。

あのスターバックスをしのぐ、圧倒的な店舗数

韓国はとにかくチェーン店の店舗数が多い。日本の半分くらいの人口にも関わらず、一人あたりのチェーン店の店舗数は断然多いのではないだろうか。
カフェだと、一人当たりのスターバックスの店舗数は日本の倍、店舗数は韓国国内に1600店舗以上で世界3位だという。

そんなチェーン店大国の韓国で、最大規模のカフェチェーンがここ「EDIYA COFFEE」だ。
店舗数にして、2023年12月現在で2800以上。韓国国内チェーンであるにもかかわらず、あのスターバックスに大差を付けて、韓国最大規模のカフェチェーンとなっている。
そんなEDIYA COFFEEは2001年に1号店であるソウル中央大学店がオープンした。それがこの店舗である。

わずか20年の間にもの凄いペースで店舗数を増やしたのは、フランチャイズ方式による加盟店の増加である。
韓国のチェーン店のほとんどはフランチャイズ方式で店舗数を増やしている。特に2000年以降、その増え方は尋常じゃないレベルだ。
例えばフライドチキンとビールを楽しむチメク専門店も、2000年から店舗数をぐんぐん増やし、最盛期の2014年には年間開店数が9700店舗にもなったという。
当然過当競争になるので閉店数の数も多いのだが、何かが流行り始めればフランチャイズに加盟して店舗が増えていく速度は、韓国が世界一なのではないだろうか。

そういった状況の中、このように1号店が残されているのは希少かもしれない。

大学の前ということもあり、店内には学生客の姿が。

コンセントやWiFiも完備されており、パソコンやタブレットを使った作業もやりやすそうだ。

カウンターの様子。

カウンターの上にあるメニュー表。エスプレッソコーヒー、コールドブリュー。

ミルク系の飲み物やシェイク、お茶などもラインナップしている。

グラフィック付きのメニューも用意されている。
全体的に安価な設定だ。日本だとドトールコーヒーに近い存在と言えるだろう。
今回はアイスカフェラテをオーダー。

EDIYA COFFEEオリジナルのコーヒー豆、シャインマスカットのジュース、エスプレッソマシン用のカプセルなども販売されている。

普段使いにちょうどよいカフェ

商品ができたら、カウンターからお呼びがかかるスタイルだ。
そしてPICK UPのところから手渡しされる。

EDIYA COFFEEのアイスカフェラテ。
苦味が少なく、飲みやすい味に仕上がっている。

この普段使い感は、日本だとドトールコーヒーやカフェヴェローチェなどに近いのではないだろうか。
A TWOSOME PLACETOM N TOMSよりも一段カジュアルなポジションだ。

棚にはなぜかワンピースのフィギュアがズラリとディプレイされていた。

韓国最大のカフェチェーン、EDIYA COFFEE。
実際にソウルの街中のあちこちにあるので、韓国の人達にとっては空気のような存在なのかも知れない。

EDIYA COFFEE 1号店 ソウル中央大学店の地図

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