FRANK BURGER 1号店 ソウル木洞本店

アメリカンスタイルの本格ハンバーガーチェーン

韓国には数多くのファストフードチェーン店がある。
ロッテリアがその市場を開拓し、マムズタッチやバーガーキングといった大手のブランド以外にも数多くのブランドがひしめく、ファストフード大国だ。
そんな激戦区でまだ新興ブランドにも関わらず、韓国国内で勢いを保っているのがここ「FRANK BURGER」(프랭크 버거)だ。
1号店は、ソウル市内にあるソウル木洞本店(서울 목동본점)である。

多くのマンションが立ち並ぶ緑の多いベッドタウン木洞(モクトン)で、FRANK BURGERは創業した。

ここが、FRANK BURGERの1号店、ソウル木洞本店

看板にはHandmade CheeseBurgerの文字がある。

本物のアメリカ風チーズバーガー(정통 미국식 프리미엄 치즈버거)と書かれている。

入口脇の立て看板。どのハンバーガーも肉々しい!

すごい迫力だ。

それでは入店してみよう。

新興チェーンとして波に乗るFRANK BURGER

FRANK BURGERは2019年、ソウルの木洞に1号店がオープンした、韓国では比較的新しいハンバーガーチェーンだ。
株式会社フランクF&Bによって運営されている。

それまでに無かった手作り感あふれるハンバーガーチェーンとして人気を博し、2023年12月現在では、韓国国内に600弱もの店舗数を持つようになった。
フランチャイズ中心で、4年間で600店舗というのは尋常じゃない勢いだ。おそらく、来年、再来年とどんどん店舗数が増えていくのではないだろうか。

チェーン店の開業と閉業の激しい韓国で、1号店が残っているうちに訪問できることは幸運である。

店内はコンパクトな空間だが、イートインも可能だ。

壁にあるFRANK BURGERのロゴ。
緑色で、どこかSHAKE SHACKを思い起こさせる。

店内に掲示された肉々しいポスター。

毎日、新鮮な野菜と100%の牛で作るパティ、と書かれている。

オーダーはタッチパネルから行う。

英語メニューもあるので切り替えた。

今回は「チーズバーガーコンボ」をオーダー!
8800ウォンと、お手頃な価格だ。

サイドメニューは「オリジナルフレンチフライ」を。
他にもコーンサラダやチキン系など、色々とある。

飲み物はゼロコーラと書かれたカロリーゼロのペプシで。
右側にあるのは韓国ロッテ製のチルソンサイダー。

現在のオーダー状況。

ハンバーガー単品だったらこの価格だ。

面白いのは、バーガーごとにサイズが選べるところ。

お支払いはクレジットカード、現金、キャッシュレスから選べる。
韓国では日本よりもカジュアルにクレジットカードが使えるので便利だ。

肉汁ジュババ~!な本格バーガー

オーダーが終わったら、呼ばれるまでひたすら待つ。
手作りなので、10分くらいは待ったかも知れない。
ファストフードというより、グルメハンバーガーチェーンだ。

ドリンクはセルフで注ぐシステムになっている。

こちらがケチャップバー。

こんな感じで、小さなカップにケチャップを注ぐ。

そして完成した、チーズバーガーコンボ!!

ハンバーガーはちょっと透けてる紙に包まれて出される。

期待通りのチーズバーガーである。

フカフカのバンズに挟まれたパティはかなり肉肉しく、リッチなチーズと共に満足感が高い。
ソースはやや甘めの味付けだが、これが粗挽きの肉ととても合う。

食べているうちにポタポタと肉汁が落ちてくる。流れ出てくる、という表現の方が正しいかも知れない。
かなりガチなチーズバーガーという印象だ。

たしかにこれは既存のハンバーガーチェーンとは一線を画している。
急速に人気になる理由が分かる味だ。

そしてフレンチフライ。
こちらも透ける紙に入っている。

焼き加減もちょうどよく、サクサク・ホクホクで軽い食べ心地のポテトだ。
塩味は少なめで、ケチャップにディップして食べるとちょうど良い。

2019年創業、韓国の新興ハンバーガーチェーン FRANK BURGER

今、爆発的に店舗数を増やしている理由は、この1号店に行って納得した。
とにかく味が良いのだ。

このペースで店舗が増えるなら、あと5年もすればロッテリアに追いつくだろう。
ただ、ファストフードという感じの、サッと出てきてすぐ食べるというお店ではないので、ロッテリアとはまた違うニーズを拾っていくに違いない。

日本上陸する日は来るのだろうか。

FRANK BURGER 1号店 ソウル木洞本店の地図

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