存在感抜群!中洲川端にそびえる一蘭タワー
「味集中カウンター」でおなじみの、九州とんこつラーメンのチェーン店「一蘭」の総本店は、福岡の中洲川端にある。
圧倒的存在感でそびえる一蘭本社ビル。
このビルこそが、一蘭の本社であり本店だ。
横から見ても前から見ても、圧倒的な存在感を周囲に示している。
各階にぶら下がっているのはちょうちんで、夜になると全て光る。
とにかくその存在感に圧倒される。
まさに一蘭ファンであれば一度は訪れたくなる、本店だけが放つ魅力がある聖地だ。
入店する前に、せからしかばばあに人生を教えてもらおう。
一、 自分からしゃべりかけんね
一、 ヨカ姉ちゃん兄ちゃん金持ちばひっかけて遊びにいけばよかたい
一、 しゃこしゃこせんでおごっちゃらんね気持ちよかことい
一、 しゃからしかこといわんばい
一、 大声でしゃべらんばい
一、 よそから来たもんに色々教えちゃらんね
一、 えらそうせんよ,金持ちも社長も大臣もここじゃ皆平等ばい
一、 そげん酔っぱらうなら飲ましぇんばい
一、 寝るなら帰りんさい
一、 いつまでもグズグズせんばい
一、 自慢話は面白なかよ
一、 いそがしなったら手伝わんね
一、 皿は引かんね,洗いもんせんね料理は出さんね
一、 待っとる人おったら席ば譲らんねまた後でくればよかたい
「せからしか」とは「うるさい」という意味で、うるさい婆さんによる人生教訓…のようであるが、中州で飲み食いするときのマナー書きだ。
ここが総本店であることを示すプレートもしっかりある。
なお、ここは1号店ではない。1号店は那の川店である。
その証拠に「9号」との文字がある。ここは9号店なのである。
1階はテーブル席で、2階は…!?
本店は、1階が味集中カウンターの無いテーブル席、2階が「味集中カウンター」席となっている。
また、1階には土産物売り場もあるので、会社や学校に一蘭マニアな人がいれば、買っていってあげよう。
2階の味集中カウンター席。
これぞ一蘭といった風景だ。
背中合わせになっているところが少しおもしろい。
そしてこの異様に種類の多いトイレットペーパーも一蘭名物だ。
味に集中して食べるラーメン、その味は!?
2階のテーブルについて、味に集中して食べてみよう。
オーダーしてしばらくすると、カウンターのすだれの向こうからラーメンが届けられた。
一蘭 総本店のフルノーマルオーダーである。
この不思議体験、なかなかない。
一蘭のカスタマイズは、フルノーマルがもっともバランスよくできているのだという。
また、トッピングの「オスカランの酸味」は味がぐっと引き締まるのでおすすめである。
しかしすごいビルだ。このビル、以前はビジネスホテルだったものを改装したとのことで、上部階のフロアにはホテル時代のユニットバスなどが残っていたりするらしい。
また、社員専用の図書館まであるのだというから驚きである。
ちなみに食後は、ビルの各階に付いている提灯の明かりを使ってルーレットが回せるおまけ付きだ。
ルーレットに当たると景品がもらえるので、是非チャレンジしてみたい。