ドレッシングで有名な「ピエトロ」のレストラン
イタリアンレストランの「ピエトロ」。
福岡を中心に全国でイタリアンレストランの展開と、「ピエトロ」ブランドでのドレッシングの販売を行っている。
そんなピエトロの本店は、福岡の天神にある「ピエトロ セントラーレ」だ。
本店が本社ビルの1階にあるスタイルだが、このビルがまるごと「ピエトロビル」であり、その存在感たるや堂々としたものだ。
そして「本店」と言わず「セントラーレ」とイタリア語で「中心」を意味する言葉を冠するのも洒落ている。
入り口ではピエトロおじさんが迎えてくれる。ただし、動かないし、喋らない(当たり前)。
ピエトロは1980年に天神にて「洋麺屋ピエトロ」を開店させたのがそのルーツだ。
翌年にはオリジナルドレッシングの店頭販売を開始しており、レストラン運営とドレッシングの販売の両輪こそがピエトロであると言える。
今やドレッシングは全国的に流通しており、「片手間」を遙かに超えた、ピエトロの代名詞ともなっている。
店内ではピエトロブランドのドレッシングも販売されている。
本店らしく広くて豪華な店内
ピエトロ・セントラーレの中は広く、綺麗で、天井が高い。
照明設備やPA設備まであり、まるで結婚式の会場のようである。実際にそのようなパーティ的な使い方もされているのだろう。明るく開放的な空間だ。
壁にはプロジェクターできれいな風景や時計などの映像が映されている。
ピエトロプリントのオリジナルおしぼり。
独特のフォークで、絶品のパスタを食べよう
ピエトロの独特なフォーク。
片側がギザギザカットになっている。これはパスタをぐるぐる巻きつけた時に、滑り止めにするための形状だ。ピエトロならではのフォークである。
ピエトロ・セントラーレのカルボナーラ。
カマンベールチーズとベーコン、ペッパーの組み合わせが絶妙な上に、パスタのコシもあり、見た目以上に存在感と満足感のある逸品である。
福岡を発祥とする洋食チェーン店であるロイヤルホストとともに、ラーメンだけではない福岡の食文化の深さを感じさせるレストランであった。