ビフテキって何の略?
ビフテキ。それはビーフステーキの略語なのか、はたまたフランス語でステーキを意味するbifteck(ビフテック)の略なのか、諸説ある。
そんなビフテキを福岡で食べたいのなら、「うえすたん」。
その1号店は警固にある「警固店」だ。
地下鉄赤坂駅から南に徒歩7分。警固交差点付近にあるここが、ビフテキ屋うえすたんの1号店である警固店だ。
三叉路の角にあり、狭小な店舗であることが外からも分かる。
ビフテキ屋うえすたんの歴史
ビフテキ屋うえすたんは1985年、創業者であり現・有限会社うえすたんの代表取締役である岩田日出人氏が、この地において夫婦で創業したステーキハウスである。
2018年8月現在、福岡県内に「うえすたん」を9店舗、立ち食いステーキの「GABURI」を2店舗で運営されている。
そんな中でこの警固店は1985年のオープン以来今に至るまで愛されている創業店だ。
雰囲気満点の店内
オールドアメリカンな雰囲気の外観そのままに、店内もオールドアメリカンでカントリーな雰囲気となっており、その年季とともに良い味わいを醸し出している。
店舗外観の通り狭小で、カウンターに10人も座れば満員になりそうだ。
ビフテキ屋うえすたんのグランドメニュー。
ステーキとハンバーグの専門店だけあって、メニューもそれしかない。
ビフテキには「ビフテキニューヨーク」「ビフテキサーロイン」「ビフテキヒレ」とあって、それぞれ部位が違う。
ニューヨークはショートロインのニューヨークストリップのことだろうか。
ここでは「ビフテキニューヨーク」の4オンス(112g)をオーダー。
サラダやアラカルトのメニュー。ビフテキ屋うえすたんは手作りハム工房の店舗もあり、ハム、ベーコン、ソーセージは全てうえすたんの手作りである。
ニューヨークにかぶりつけ!
そして運ばれてきたビフテキニューヨーク!
一番小さなサイズなので小ぶりだが、それでも期待が高まる瞬間である。
焼き加減はミディアムレアといった所だろうか。中は赤いので、適度にプレートに押しつけて自分で焼き加減を決める。
それにしてもビフテキニューヨーク。柔らかい噛み心地の中、肉の旨みをしっかりと味わえる!
これがビフテキ屋うえすたん伝統のステーキだ。
プレートの上のポテトや人参も甘みがあり、とても美味しく感じられる。
カウンターだけの小さな店で、隣の客と肩を寄せ合うようにして食べる、美味しいビフテキ。
創業30年を超えるビフテキ屋うえすたん 警固店は、今日もまた極上のビフテキを焼き続けている。