「3割うまい」で有名な餃子店
東京・埼玉を中心に70店舗以上の直営店を構える餃子専門店「ぎょうざの満洲」。その本店は、埼玉の新所沢にある。
西武鉄道新宿線・新所沢駅から徒歩2分くらい、商店街を歩くとそのビルが目に入ってくる。
赤地に白で「ぎょうざの満洲」と書かれた看板は存在感満点だ。
そう、ここがぎょうざの満洲の本店である。
本店には2フロアの貸切パーティルームがある
ぎょうざの満洲 新所沢東口本店には、左隣に別館がある。こちらは貸し切り用のパーティルームとなっており、本格的な餃子や中華料理を食べながら、数十人でワイワイ楽しめるスペースだ。
パーティルームは地下と2階にあり、最大100名で飲み放題の「本店コース」が用意されている。
ぎょうざの満洲、所沢から始まった歴史
ぎょうざの満州は、1964年に埼玉県所沢市緑町にて中華料理「満洲里」を創業したのがそのルーツとなる。
その後、1977年に「ぎょうざの満洲」に屋号を変更、1979年には2号店をオープン。その後もフランチャイズという形態を取らず全て直轄店での出店にて、埼玉・東京に支店を増やし続けている。
2012年9月には関西初出店となる大阪の野田店、12月には京橋店と、関西への出店を開始。
京橋駅近辺には餃子の王将、大阪王将、大阪王、大阪王将があり、「東の餃子」ことぎょうざの満洲の進出により、まさに餃子激戦区の様相を呈している。
ぎょうざの満洲の焼餃子は210円とリーズナブルであり、素材も全て国産のものを使用している。
餃子のタレはテーブルにある酢としょう油とラー油を自分で配合して作るスタイルで、酢:醤油:ラー油の割合は6:3:1が満洲のオススメバランスのようだ。
なんと温泉旅館の経営も
ぎょうざの満洲は温泉旅館の経営も行っている。群馬県の沼田市にある「老神温泉 東明館」がそのようだ。
旅館の中のレストランは当然ながらぎょうざの満洲であり、リーズナブルな宿泊料金と共に、餃子を楽しむことができるという。
余談だが、ラーメンの「天下一品」も滋賀にて「スパリゾート雄琴 あがりゃんせ」という温泉を経営している。
3割うまい餃子は飽きのこない味
皮がモチモチとしおり、中身はややあっさり目で、いくら食べても飽きが来なさそうな味は、さすが専門店といったものだ。癖が無いので、誰でも好きになれる味だろう。
小皿にはぎょうざの満洲の有名なコピー「3割うまい!!」。
「3割うまい!!」とは、「うまい、安い、元気」の3つで3割とのことだが、元は「他店より3割美味いよ!」という意味で付けられたのだとか。
いつかこの本店で、餃子パーティを盛大に開いてみたい。