埼玉生まれの和食レストラン
「藍屋」はすかいらーくグループの和食ファミリーレストラン。
その1号店は、埼玉県さいたま市中央区にある、「与野バイパス店」だ。
新大宮バイパス沿いにある藍屋 与野バイパス店。ここが創業の地である。
すかいらーくが運営するレストランのうち、和食レストランがこの藍屋と、夢庵だ。
旅館に来たみたい!?純和風がカジュアルに楽しめる
藍屋は、すかいらーくグループである株式会社藍屋によって運営されている。
その創業は1983年。高級感のある和食ダイニングというコンセプトで創業されたブランドだ。
店名である与野バイパス店とは、2001年に大宮市・浦和市・与野市が合併してさいたま市になる前にここは与野市であったこと、そして新大宮バイパス沿線であったことから、与野バイパス店と名付けられた。
同じすかいらーく系列の和食レストラン「夢庵」との棲み分けは、夢庵はリーズナブルでカジュアル、藍屋は高級感、とされている。
藍屋は関東と甲信越で展開され、2020年10月現在、46店舗で運営されている。
入り口にある靴箱は銭湯にあるようなタイプで、松竹錠が使われている。
入り口の入店待ちの席には囲炉裏風のテーブルが用意されている。
店内の雰囲気も和のイメージで統一され、どこかの旅館にでも行ったような気分にさせてくれる。
和食のオールラウンダー!充実のメニュー
こちらが藍屋のグランドメニュー。
和食の華といえば寿司。もちろん藍屋でも寿司がラインナップしている。
海鮮丼や天丼も!
そば、うどんのラインナップも。和食の定番だ。
魚料理、肉料理のページ。なんとハンバーグまである。
藍屋のメニューラインナップの幅広さを物語っている。
本日は「海老天せいろそば」をオーダー!
(まぐろ丼は付けない)
割り箸の袋は藍屋のシグネチャーモデルだ。
割り箸袋の裏側には、箸置きにするための折り方がレクチャーされている。
これぞ王道の和食!
しばらくして運ばれてきた「海老天せいろそば」。
ボリューム感のあるせいろそばと、揚げたての海老天がセットになった一品だ。
藍屋のそばは二八そば。石臼挽きの蕎麦粉を八割使っているという。
喉ごしがマイルドな蕎麦で、スルスルっと気持ち良く食べることができる。
それでいて蕎麦のクオリティは高く、本格的な蕎麦専門店にも迫る印象だ。
天ぷらは衣がサクサクで、プリプリのエビの食感と共に楽しむことができる。
和食レストラン、藍屋。
1983年の創業から長く親しまれているのは、直球ストレートに攻める和食と、ハンバーグなど幅広いメニューの取り揃えにより、老若男女のニーズに応えるところにあるのだろう。
家族でファミレスに訪れたときに、年配の人と子供がそれぞれの好みのメニューを食べる。それが可能なのは、やはりこういったレストランに違いない。