全国各地にある食堂、その1号店
「○○食堂」と筆で書かれた看板を掲げた定食屋を、ロードサイドで見たことある人も多いと思う。
全国各地にある「○○食堂」は、その名を「まいどおおきに食堂」と言い、その1号店は大阪の森町にある「森町食堂」だ。地下鉄南森町駅から、徒歩1分である。
まいどおおきに食堂は、1988年7月にこの1号店である「森町食堂」から始まった。
2017年2月現在、全国に430店舗余りを展開する定食屋チェーン店である。
そのルーツは、まいどおおきに食堂の運営会社である株式会社フジオフードシステム社長の藤尾政弘氏が、生まれ育った天神橋筋商店街にあった食堂「天神橋丸天食堂」をイメージしたものだという。
店内には、当時の写真が飾られている。藤尾政弘氏がまだ幼い子供の頃の写真だ。
まさに1号店の歴史を感じることのできるものだ。
まさに大衆食堂の現代版
まいどおおきに食堂は低価格な定食屋であり、おかずを自分で皿に乗せ、お会計をしてもらうセルフの形式である。
ごはんは釜焚きされており、米の旨みが生きている。
おかずには「玉子焼き」のように、オーダーしてから作ってもらえるものもある。
出来たての玉子焼き。名物とのことである。アツアツでプルプルだ。
シンプルな和食を食べたくなったら
まいどおおきに食堂 1号店 森町食堂の、ごはん・玉子焼き・カニサラダ・すき焼き・味噌汁。
創業者・藤尾政弘氏の実家の食堂をイメージした通り、どこか懐かしいような古き良き味がする。
食べたい時に手軽に、好きなおかずで、すぐに食べられる。そんな「まいどおおきに食堂」の1号店である森町食堂は、ここ大阪で既に30年近い歴史を刻んでいる。