本格的なコーヒーを楽しめる喫茶店
大阪・北摂エリアと兵庫を中心にチェーン展開している喫茶店「ヒロコーヒー」。
その1号店であり本店は、大阪府吹田市の大阪メトロ御堂筋線 江坂駅付近にある。
江坂駅から徒歩3分。
煉瓦造りのレトロな外観を持つ喫茶店が、ヒロコーヒーの本店だ。
コーヒー農園の写真などがディスプレイされている。
なお、隣は「コーヒーギャラリー ヒロ」で、様々な豆などが販売されている。
ヒロコーヒーの歴史
ヒロコーヒーは、代表の山本光弘氏がそのルーツ店である「COFFEE HOUSE CLUB本店」を、1977年に大阪府吹田市で創業している。
当時より「本当に美味しいと思うコーヒーをひとりでも多くの人に楽しんでいただきたい。」という思いを胸に抱き、小さな喫茶店ながらも本格的な焙煎を行っていたという。
1987年、屋号も新たに「ヒロコーヒー」として、この地に1号店をオープン。
翌年には株式会社ヒロコーヒーとして株式組織化も果たした。
創業より一貫して「こだわり抜いたコーヒーでおもてなしを」というコンセプトのもと、2018年8月現在、姉妹店であるパン工房やギャラリーを含めると、大阪府と兵庫県に19店舗で展開されている。
入店すると、コーヒーカップのコレクションが迎えてくれる。
レトロな外観以上にレトロな雰囲気満点のカウンター。
こんな場所で飲む焙煎のコーヒーは最高に違いない、そう思わせるのに十分の迫力だ。
店内はカウンター席とボックス席がある。カウンターを中心に、左右にフロアが分かれている間取りだ。
「コーヒー豆を挽き、コーヒーを楽しむ紳士淑女」のような感じのレリーフが飾られている。
オリジナルのスイーツも用意されている。
雰囲気満点!大人がくつろげる空間
カウンター席からの風景。
まさにオーセンティックな喫茶店だ。
このような場所で静かにコーヒーを愉しむ。そんな大人になりたかったが、ここに来ればなれること間違い無い。
ヒロコーヒーオリジナルのお手ふき。
ヒロコーヒーのグランドメニュー。
メニューよりも、コーヒーに関する情報が相当なボリュームでファイリングされており、読んでいるだけで簡単に1時間は過ぎていくと思われる。
メニューはこのような記載。ブレンドひとつひとつに、それはどんな物か?と説明されているのだ。
これは選ぶのが楽しい。
香りが楽しめるコーヒー
「クラシック・マイルド・ブレンド」が運ばれてきた。
香ばしいコーヒーの香りがたまらない。
飲んでみると、コーヒーの深いコクを存分に感じられるが、のど越しはいたってマイルドだ。
コーヒーの味の表現は自分の文章力ではなかなか難しいが、ヒロコーヒーに来て本格的なコーヒーを飲むと、その繊細な違いが分からないながらも、コーヒーに一つ詳しくなれたような、そんな気にさせられた。